TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

伝説の「歌う銀幕スター・夢の狂宴」1975.JAN.19

1975_歌銀幕スターPoster

 1975年1月19日、『仁義なき戦い』全5作が完結した菅原文太と深作欣二監督、『東京ながれ者』の鈴木清順監督と渡哲也コンビ、原田芳雄、桃井かおり、中川梨絵は『竜馬暗殺』などなど………こうした時代の寵児たちが一堂に会した、一夜限りのお祭り[歌う銀幕スター 夢の狂宴]が新宿厚生年金会館大ホールにて開催された。
 元TBSアナウンサーの林美雄を筆頭に、当時20代の高田純、植草信和氏ら映画ファンたちが企画したものだ。

 出演し歌を披露したのは以下のとおり(出演順)……

01.菅原文太 『吹き溜まりの唄』
02.中川梨絵 『雪が降る』
03.原田芳雄 『プカプカ』 『早春賦』
04.佐藤蛾次郎『モズが枯れ木で』
05.原田芳雄 『黒の舟歌』
06.桃井かおり『六本木心中』
07.宍戸 錠 『黒い霧の町』 『ジョーの子守唄』
08.石川セリ 『八月の濡れた砂』
09.高橋 明 『なかなかづくし』
10.あがた森魚『昭和柔侠伝の唄』
11.藤 竜也 『ネリカンブルース』 『任侠花一輪』
12.菅原文太 『命半分ある限り』
13.鈴木清順 『麦と兵隊』
14.深作欣二 『赤とんぼ』
15.渡 哲也 『東京流れ者』 『望郷子守唄』 『くちなしの花』

◆企画・司会:林美雄
◆演出:長谷川和彦
◆構成:高田純
◆音楽:高見弘
◆演奏:小野満&スイング・ビーバーズ
◆ポスター:シマダソウジ(イラストレーター時代の島田荘司)


出演者は他に緑魔子、宮下順子の名前もあるが、あがた森魚の『昭和柔侠伝の唄』はレコードでデュエットしている緑魔子ではなく、どういうわけか桃井かおりが担当……

神代辰巳『一条さゆり 濡れた欲情』の中で歌われた高橋明の『なかなかづくし』では、坂本長利が太鼓を叩き、お囃子は沢田情児……踊りで参加は、芹明香、丘奈保美、ひろみ麻耶、山科ゆりらロマンポルノ勢だ

宍戸錠に紹介され登場したのは、日活解雇事件後久々に公衆の前に現れた鈴木清順
菅原文太に紹介された深作欣二は「萩原健一のアホウ」と愚痴をこぼし
前年に入院した渡哲也も体調が回復し、トリで出演しお祭りを楽しんでいる

伝説となったこのイベントは、テレビやラジオで放送されることがなかったのだが、一度だけ、記録用のVTRからの音源がダイジェストでラジオ放送されていた。
この録音がYouTubeで聴けるなんて、いまの世の中いいよねぇ。(あがた森魚と桃井かおりの『昭和柔侠伝の唄』も検索をかければ聴くことができる)



桃井かおり「六本木心中」

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