TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

'74年の映画ノート#1

シンジケート ☆
米/'73/マイケル・ウイナー監督、チャールズ・ブロンソン、マーチン・バルサム
タフガイ刑事ブロンソンだが、少し期待はずれだった。

ビッグ・ガン ☆☆☆
伊・仏/'72/ドゥッチオ・テッサリ監督、アラン・ドロン、リチャード・コンテ
一匹狼の殺し屋が妻子を殺され組織に復讐をする話なのだが、A・ドロンのクールさと存在感は凄い。フィルム・ノワールの大傑作『サムライ』('67)を彷彿とさせる。

仁義なき戦い/頂上作戦 ☆☆☆
東映/'74/深作欣二監督、菅原文太、小林旭

グライド・イン・ブルー ☆☆☆
米/'73/J.W.ガルシオ監督、ロバート・ブレイク
栄光・苦悩・挫折………アメリカン・ニューシネマに描かれる男たちは何て人間的なんだろう。話題にはならなかったけれど一見の価値あり映画。斬新な映像カットがいろいろなところに影響を与えている。監督のガルシオ氏は、シカゴやBS&Tのプロデューサーでもあり、これが初の監督作品。

燃えよドラゴン ☆☆☆
米/'73/ロバート・クラウズ監督、ブルース・リー
こんなにもひどいストーリでも、こんなに語り継がれる映画になるということは、何かを確実に変えた神話的映画なのだ。

実録ジプシー・ローズ ☆☆☆
日活/'74/西村昭五郎監督、ひろみ麻耶、坂本長利
アル中で歩けなくなるまで踊り続けたという、戦後伝説のストリッパーの半生。昭和20~30年代の風俗をとらえた戦後史のひとつ。

OL日記・濡れた札束 ☆☆☆
日活/'74/加藤彰監督、中島葵、絵沢萠子
滋賀銀行の女性行員の使い込み事件を題材に、文学座出身の中島葵が好演。

狼は天使の匂い ☆☆☆☆
仏・米/'72/ルネ・クレマン監督、ジヤン・ルイ・トランティニアン、ロバート・ライアン
『シンデレラの罠』や『さらば友よ』の原作者ジャプリゾの脚本。音楽はフランシス・レイ。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を引用したギャング映画は、追われる男たちの孤独な戦いを静かに描く。フィルム・ノワールの終幕的作品。


街の灯 ☆☆☆☆
米/'31/チャールズ・チャプリン監督、チャールズ・チャプリン
赤塚不二夫が描いたイヤミの『街の灯』でさえ感動したぐらい(笑)、チャプリン映画の中では好きな1本。

ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実 ☆☆☆
米/'72/シドニー・J・フューリー監督、ダイアナ・ロス
B・ホリディの自伝の映画化だが、ホリディと思わずロスの熱演だけを観るべし。

非行少年・陽の出の叫び ☆☆
日活/'67/藤田敏八監督、平田重四郎、根岸一正
藤田繁矢(本名)名義でデヴューした藤田敏八監督の第1作目作品。モノクロ映像に刻み込まれた若者の叫び。……なのか。

非行少年・若者の砦 ☆☆
日活/'70/藤田敏八監督、地井武男、石橋正次、松原智恵子
藤田敏八としての初監督作品。正直あまり面白くなかった。

野良猫ロック/ワイルドジャンボ ☆☆☆
日活/'70/藤田敏八監督、范文雀、地井武男、梶芽衣子、藤竜也


野良猫ロック/暴走集団'71 ☆☆☆ 
日活/'71/藤田敏八監督、梶芽衣子、原田芳雄、藤竜也、夏夕介

新宿アウトロー・ぶっ飛ばせ ☆☆☆
日活/'70/藤田敏八監督、渡哲也、原田芳雄、梶芽衣子
以上、藤田敏八監督の5本はオールナイト鑑賞。

マッキントッシュの男 ☆☆
米/'72/ジョン・ヒューストン監督、ポール・ニューマン、ドミニク・サンダ
スパイ・スリラーなのだが…………………。

あらかじめ失われた恋人たちよ ☆☆☆
ATG/'71/田原聡一郎・清水邦夫監督、石橋蓮司、桃井かおり、加納典明
フーテンの若者蓮司と唖のカップル典明と桃井が、権力や社会から阻害を受けながら旅をする。桃井かおりの初々しさと、桃井と加納典明の官能的ラブシーンが印象的だった。
この3人の図式は後に『赤い鳥逃げた?』に受け継がれる。

ロング・グッドバイ ☆☆☆☆☆
米/'73/ロバート・アルトマン監督、エリオット・グールド

女番長・野良猫ック ☆☆☆ 
日活/'70/長谷部安春監督、和田アキ子、梶芽衣子、和田浩二、范文雀

野良猫ック/セックス・ハンター ☆☆☆ 
日活/'70/長谷部安春監督、梶芽衣子、安岡力也、藤竜也

野良猫ック/マシン・アニマル ☆☆☆ 
日活/'70/長谷部安春監督、梶芽衣子、藤竜也、范文雀、青山ミチ
長谷部安春週間はオールナイト鑑賞。

喜劇・男の腕だめし ☆☆ 
松竹/'74/瀬川昌治監督、フランキー堺、春川ますみ、湯原昌幸

赤い鳥逃げた? ☆☆☆★
東宝/'73/藤田敏八監督、原田芳雄、大門正明、桃井かおり
70年代の若者の閉塞感を描いた作品。原田芳雄の『することなけりゃ、28歳でもジジィさ。』のセリフがリアルに印象的だった。何を始めればいいのかわからないのは、当時ぼくを含めまわりはそんな人間でいっぱいだった。

恋人たちは濡れた ☆☆☆☆
日活/'73/神代辰巳監督、中川梨絵
'70年代に浮遊した青春映画の大傑作。

ペーパームーン ☆☆☆☆
米/'73/ピーター・ボグダノビッチ監督、ライアン・オニール、テイタム・オニール
'70年代のアメリカがノスタルジアに浸った秀作。

パピヨン ☆☆★
仏/'73/フランクリン・J・シャフナー監督、スティーヴ・マックィーン、ダスティン・ホフマン
無実の罪で13年間も投獄させられた男の執念の実録脱獄物語。ふたりの演技が凄い。

コーザ・ノストラ/ラッキー・ルチアーノ ☆☆☆
伊・仏・米/'73/フランチェスコ・ロージ監督、ジャン・マリア・ヴォロンテ、ロッド・スタイガー
実在のマフィアのボス、ラッキー・ルチアーノの生涯を描いたドキュメンタリー・タッチの作品。

破壊! ☆☆☆
米/'73/ピーター・ハイアムズ監督、エリオット・グールド、ロバート・ブレイク
地味で目立たない映画だったが、冴えないふたりの刑事のコンビネーションは最高。刑事映画の隠れた快作。

ロックンロール・エクスプロージョン ☆☆
米/'73/シド・レヴィン、ロバート・アベル監督
チャック・ベリーやファッツ・ドミノ、リトル・リチャードなど懐かしのロッカーたちのドキュメンタリー映画。

ワッツ・タックス ☆☆☆
米/'72/メル・スチュアート監督
'72年にロサンゼルスの黒人居住区で開催された、黒人アーティストだけのコンサートの記録。

ジーンズ・ぶるうす/明日なき無頼派 ☆☆☆
東映/'74/中島貞夫監督、梶芽衣子、渡瀬恒彦
梶芽衣子が“さそり”のイメージから脱却するために制作された、日本版ボニー&クライド。

ワル/ネリカン同期生 ☆
東映/'74 /三堀篤監督、谷隼人、中川三穂子
少年マガジンに連載されていた劇画の映画化シリーズ3作目。

夜をみつめて ☆☆☆
英/'73/ブライアン・G・ハットン監督、エリザベス・テイラー、ローレンス・ハーヴェイ
ルシル・フレッチャーの舞台劇を映画化したスリラー。試写会ではラスト10数分間を絶対に喋らないでと云われた。

三銃士 ☆☆☆
英/'73/リチャード・レスター監督、オリヴァー・リード、リチャード・チェンバレン

センチュリアン ☆
米/'72/リチャード・フライシャー監督、ジョージ・C・スコット、ステイシー・キーチ
実話を基に、制服警官の日常をリアルに描いた警官ドラマ。
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