TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「夏のタイムマシーン」小泉今日子

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小泉今日子◆ 夏のタイムマシーン 1988年

 空梅雨のなか、夏に向けて聴いていたい曲として、この歌をひっぱりだしてみた。

 夢は何色 愛は何色 幸せは何色

 真夏の強い日差し輝く街角で 16歳の私とすれ違う自分
 恋にときめき 恋に泣き 未来に揺れる少女に 22歳の自分がメッセージを送る
 そんな自分は 「今も一生懸命頑張っているじゃない」と 
 自分自身を見つめ直し 未来の自分にエールを送る

 短篇小説のような田口俊の詞と、筒美京平の流麗なメロディが、“過去” “現在” “未来”を結ぶ次元を構築したKYON2の名曲である。

 あまり売れなかったシングルとして「ハートブレーカー」「Fade Out」とともに好きなこの曲は、1988年7月にリリース。9分44秒というアイドルとしては異例の長さのシングル盤で、いわゆる12インチのマキシシングルとしてリリースされたのだが、80年代は古今東西ロングヴァージョンブームでもあり、洋楽も日本のアーティストたちもこぞってリミックスヴァージョンと称しリリースしまくったのだが、そのほとんどが冗長なものが多かったりした。KYON2自身、通常シングルをリミックスした12インチシングルを何枚かリリースしてはいるが、この「夏のタイムマシーン」はまったく別物。
 終盤、松原正樹のギターソロが華を添えながら壮大に歌い綴られる世界観は、KYON2ならではの説得力で心を揺さぶり、老若男女の共感を得られるものなのだ。

 22歳の自分が16歳の頃に思いを馳せる………
 浜田省吾が「路地裏の少年」の完全版を12インチでリリースしたのもこの時期だったろうか………。

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