TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

The ROLLING STONES / A Bigger Bang

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 ストーンズ、 8年ぶりのスタジオ・レコーディング・アルバムは日本盤が先行発売されたのだが、悪名高いCCCD(セキュアCD)なのでUS盤を注文している。しかし、US盤発売までの一週間が待てなかった。訳詞を読みたいと自分に言い訳しながら、ここ毎日CCCDをプレイヤーにかけている。

 で、これが参った。いやぁ参りました。
 結成42年。御とし還暦を過ぎた男たちは、何も変わってはいなかった。使い古された言葉が恥ずかしいが、ストーンズのロックンロールは不変だ。

 グルーヴ感豊かにうねるサウンドと、カッティング弾けるギター音。ブルースハープから伝わるものは、年輪を重ねた渋い音ではなく、ただただディープでシンプル。
 R&Bあり、ファンクあり、ソウルバラードあり、ブルースあり、レゲエありのロックンロールは、デビューから一貫したスタイルを老練に噛み砕いて吐き出している。
 実に気持ちいい。すでに、もう何十回と聴きまくっている感想としては、ぼくにとっては80年代以降最高のアルバムだと云える。

 いくつかのお気に入りの曲は……

Rough Justice
いまのストーンズを一番物語っている。スライドギターに被さるミックの声の、なんとエキサイティングなことか。

Let Me Down Slow/スローで行こう
軽快なリズムに乗りながら、メロディックなリフを口づさめる心地良さ。親しみやすいフレーズが何ともいい。

Rain Fall Down
とてもファンキーなナンバー。21世紀のBlack & Blueと云ったところか。

Streets Of Love
失恋ラヴソングはミックのお手のもの。
ソロアルバムかと聞き違えるほどしっとりと歌われる。

Back Of My Hand
マディ・ウォーターズを思わせるほどゴキゲンなブルースは、ミックのスライドギターとハープが印象的。ブルージーなミックは最高に素晴らしい。92年にスタジオ・セッションでブルースの数々をレコーディングしているが、それらを彷彿とさせるほどのBlues with a feeling。ツアーリストにも入っているので、ぜひ日本でも生で聴きたい一曲だ。

Laugh,I Nearly Died/孤独な旅人
ミックのセクシーなところはこのソウルフルな歌い方。誰も真似ができない。一番好きだな。

Look What The Cat Dragged In/猫とお前と
ビート感とハードさで叩き付けるロックナンバー。アルバム中ベストナンバー。

Infamy
2曲あるキース・ナンバーの中で、これは今までとは違う趣がある。
ブレイクといい、キースの歌に絡むミックのハープといい、見事に素晴らしい。

 ところで日本盤では、'83年のUNDERCOVERの「Tie You Up(恋の痛手)」以来の日本語タイトルがつけられた曲がいくつかある。評判がどうなのかはわからないけど、名曲として「夜をぶっとばせ!」「一人ぼっちの世界」「無情の世界」など巧い日本語タイトルがあったんだから、これはこれで懐かしい感じがするな。

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