TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「任侠外伝 玄界灘」初DVD化!

 昨年、ATGライブラリー第2弾として、これまでDVD化されていなかった若松孝二監督の『聖母観音大菩薩』、神代辰巳監督の『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』、増村保造監督の『音楽』がリリースされ、 同時に、まさかの曽根中生監督の『不連続殺人事件』までもが初ソフト化されたのだが、2013年は早々に、唐十郎監督作品『任侠外伝 玄界灘』が初DVD化された。
 所持するVTRは画面が暗く見にくい代物だったので、これは朗報。

任侠外伝玄界灘_dvd

 1976年9月11日、名古屋の名宝シネマ(かつては「名宝文化」がATG専門館だった)で吉田貴重監督の『煉獄エロイカ』と同時上映された本作を鑑賞。
 あいにく『煉獄エロイカ』はその前衛性にストーリーなど望めず、一切映画作品として観ることができない苦痛の最たるものだったのだが、この『任侠外伝 玄界灘』は、情念、無念、欲望、欺瞞、復讐、怨念、地獄に悪夢………唐十郎の大時代的な芝居に満ちあふれ、興奮のまま映画館を後にした映画だった。

 根津甚八の色気、李礼仙の美しさ 麗しさ、宍戸錠の狂犬ぶり、小松方正の卑屈さ 執念、そして安藤昇の生き様………修羅。
 役者たちの生々しいエネルギーが半端なく観るものを射るのだから、こんな凄い映画はない!

Cinema Review★任侠外伝 玄界灘★

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