TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

内藤やす子 7inch シングル[コロムビア]1


A面:弟よ 
   橋本淳作詞/川口真作曲/あかのたちお編曲
B面:はずみで別れて
   なかにし礼作詞/中村泰士作曲/あかのたちお編曲
1975年11月発売

 記念すべきデビュー曲。
 クラブなどの専属バンドで活動していた内藤やす子にソロ・デビューの話が舞い込んだとき、内藤はバンドとしてプロでやっていきたいと願った。が、デビューの予定として手渡されたのがこの歌。侘しくも淋しく暮らす姉と弟の人生が垣間見られる演歌に対して、バンドメンバーは内藤のもとを去ることになる。

 しかし、ドスの効いた独特のハスキー・ヴォイスと突き放すように歌う抜群の歌唱力がこうを成し、デビュー曲にしてオリコンチャート第8位35万枚を超える大ヒットとなり、一夜にしてスターになった。

 飾り気のないジャケット写真、どこか虚ろな目は何を語るのか。


    ◇

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A面:淋しい天使 
   橋本淳作詞/川口真作曲/あかのたちお編曲
B面:よこはま流れ者
   橋本淳作詞/川口真作曲/あかのたちお編曲
1976年4月発売

 両面とも「弟よ」の橋本淳と川口真のコンビ。
 「弟よ」のインパクトと、次作の「思い出ぼろぼろ」に挟まれ印象が薄い扱いだが、新宿と内藤やす子の生まれ故郷横浜を舞台に、都会の中で孤独を抱えながら生きている女の心情を、切ないハスキーヴォイスで感じさせてくれる佳作だ。


    ◇


A面:思い出ぼろぼろ 
   阿木燿子作詞/宇崎竜童作曲/馬飼野康二編曲
B面:ひとりぼっち
   橋本淳作詞/川口真作曲/あかのたちお編曲
1976年9月発売

 1976年は山口百恵同様、内藤やす子も宇崎竜童&阿木燿子コンビにより大きく翔んだわけで、この年の第18回日本レコード大賞では最優秀新人賞を、他の音楽賞でも賞を総なめしたこの曲。宇崎竜童も作曲賞を受賞し、同時に阿木燿子は「横須賀ストーリー」で作詞賞を受賞している。山口百恵と内藤やす子の両輪を得た、宇崎竜童&阿木燿子のストーリーもはじまったわけである。
 ギターのあとにピコピコと鳴るエレキピアノが妙に気に入っている。

 B面の「ひとりぼっち」は、再び橋本淳&川口真コンビの楽曲。哀しい女の歌謡曲は、幸せがぼろぼろとこぼれた裏にあるから余計に哀しく響く。


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