TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

しなやかに女たちを唄う、宇崎竜童


しなやかに したたかに~女たちへ~/宇崎竜童

01. 曼珠沙華 〈山口百恵〉
02. 謝肉祭 〈山口百恵〉
03. 酔ヶ浜 〈内藤やす子〉
04. ミス・ディオール 〈山口百恵〉
05. 別に… 〈グラシェラ・スサーナ〉
06. 愚図 〈研ナオコ〉
07. あるアングル・トライアングル 〈内藤やす子〉
08. とまどいトワイライト 〈豊島たづみ〉
09. FROZEN 〈寺島まゆみ〉
10. 想い出ぼろぼろ 〈内藤やす子〉
11. 夜へ… 〈山口百恵〉
12. さよならの向う側 〈山口百恵〉


 宇崎竜童が女性アーティストへ贈った楽曲を、アコースティック・サウンドでセルフ・カヴァーした1994年リリースの作品集は、やはり山口百恵への作品が多いのだが、個人的には、内藤やす子への重要な作品で要所を締め、豊島たづみ、寺島まゆみといった地味な曲を挟んでいるところなんかが、このCDのお気に入りなところ。

 「愚図」から「あるアングル・トライアングル」に引き継ぎ「とまどいトワイライト」への流れは、井上堯之のアレンジとともに宇崎竜童の物悲しい唄声がドラマを紡ぎ、冬の夜には心に沁みる。(井上堯之は「酔ヶ浜」も含めて4曲のアレンジを担当している)

 歌謡曲然としたイントロから始まる「酔ヶ浜」のゆったり感、山口百恵がしなやかに艶っぽく歌った「ミス・ディオール」を、ストリングスとチェンバロだけで高貴な香りを漂わせる豊かな情感など、宇崎竜童の歌心にあらためて聴き惚れてしまうのだ。

 スパニッシュ・ギターを大きくフィーチャーした「別に…」も、グラシェラ・スサーナのオリジナルを知らないのだが、味わい深い逸品である。

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Comment

路傍の石 says... "無題"
前から気になっていたこのCDを先日ようやく中古で入手しました。さすがオリジネイターならではの虚飾を排した凄味のようなものがありますね。アレンジも素晴らしいし、セルフカヴァーとしても秀逸の出来だと思いました。と同時に、改めて時代を超越した革新的な歌を提供した宇崎竜童(&阿木燿子)に感謝です。
2012.12.30 12:03 | URL | #/HoSuqFw [edit]
mickmac says... "Re: 無題"
>路傍の石さん

>オリジネイターならではの虚飾を排した凄味のようなものがありますね。アレンジも素晴らしいし、セルフカヴァーとしても秀逸の出来……

確かこの年のレコ大で企画賞を受賞したのですよね。
このあと「2」もリリースされましたが、そっちは買いそびれています。
中古でもなかなか見つかりませんね〜。
2012.12.31 01:27 | URL | #- [edit]

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