TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「津軽じょんがら節」*斎藤耕一監督作品

1973-21_津軽じょんがら節
監督:斎藤耕一
脚本:中島丈博、斎藤耕一
音楽:白川軍八郎、高橋竹山
出演:江波杏子、織田あきら、中川三穂子、寺田農、西村晃

☆☆☆☆ 1973年/日本、ATG/103分

 今週から、東海テレビ制作の『赤い糸の女』の放送がはじまった。ご存知、昼ドラである。この帯で10本目、ドロドロした愛憎劇を書き連ねてきたのが脚本家・中島丈博氏。
 日活ロマンポルノに作品を提供してきた氏が、一躍高く評価されたのが1973年にATGで発表された『津軽じょんがら節』だ。

 東京で水商売をしていた女が、敵対組織の幹部を殺した若い愛人を連れて故郷の津軽に戻り、海辺の小屋で生活をはじめる。男にとってはやりきれない単調な日々だったが、盲目の少女や、地元のやさぐれた若者たちと親しくなり、津軽の自然に自分の故郷を見いだしてゆく。一方、女は故郷から受け入れられない…………。

 荒涼とした津軽の情景と荒れ狂う日本海の姿………『約束』('72)で見せたような画面全体から漂う孤独感は、映像作家斎藤耕一の“絵”と、全編に鳴り響く津軽三味線の音色により感情が揺さぶられる。
 『祭りの準備』('75)同様、どんよりとした人間の業が暗く重く描かれる。

 イタリア女優のように美しい江波杏子である。

★約束★
★祭りの準備★
 

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