TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「暗殺の森」*ベルナルド・ベルトルッチ

1973-05_暗殺の森&激突
IL CONFORMISTA
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
原作:アルベルト・モラヴィア「孤独な青年」
脚本:ベルナルド・ベルトルッチ
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジャン・ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ

☆☆☆★ 1970年/イタリア/115分

    ◇

 初見1973年1月。
 1928年のファシズム台頭から43年ファシズムが崩壊するまでのローマとパリを舞台に、ひとりの平凡な男を通してファシズムと退廃の世界を描いたベルナルド・ベルトルッチ監督1970年の作品で、日本では1972年に初めて紹介されたベルトルッチ作品でもある。
 性倒錯のトラウマを権力に委ねた男の生き様がスタイリッシュな映像で彩られているが、実は見終わっても簡単には理解できなかった……。
 忘れられないシーンはいくつもある。
 光と影の映像美、ふたりの女優の妖しい官能美………麗しき黒髪ステファニア・サンドレッリと妖艶な金髪ドミニク・サンダがダンスホールで踊るシーンは名高いし、クライマックスの森の中の沈黙と殺人シーンの薄ら寒さ……そして、ラストのジャン・ルイ・トランティニャンの振り向き顔…………

 名古屋の劇場では、スピルバーグ監督のデビュー作『激突!』と併せて上映されていた。


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