TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

ブルース・ギタリスト、ふたり

ANA!.jpg

 アメリカには、女性のブルースギタリストっていっぱいいます。
 これはana popovicの最新ライヴアルバムですが、日本では知っている人はほとんどいないでしょう。
 ましてやこのジャケットでは、シャンソンのCDと見間違えるかもしれない。ブルースのコーナーに置いてあっても、少しとうが立った女性シンガーにしか見えないので、誰も食指を動かさないかもしれないな。

 アナ・ポポヴィチ。旧ユーゴスラビアのベオグラード出身の29才の美人ブルース・シンガー&ギタリストです。
 このアルバムが3枚目で、前2作もお気に入りのアーティスト。

 けっこう野太いソウルフルなヴォーカルを聞かせてくれるし、ギターはジミ・ヘンドリックスばりのファンクな感じで、スライドギターもスティーヴィー・レイ・ヴォーンを思わせるほどタイトだ。
 このライヴでは、ジャジーなインストゥルメンタル・ナンバー「Navajo Moon」を8分以上披露してくれる。
 公式サイトで見る演奏スタイルも格好良く同時発売されているDVDも欲しいのだが、リージョンが違うので現在持っているプレイヤーでは見ることができない。残念だな。

→<ANA POPOVIC> ☆オフィシャルサイトはこちら☆

  ☆   ☆   ☆



 なんともレトロなジャケットは、同時に購入した TEN YEARS AFTER の2004年のCD。

 『NOW』とタイトルされたアルバム、懐かしさでスリーヴを見てみると………。 
 キーボードのチック・チャーチル、ベースのレオ・ライオンズ、ドラムのリック・リー。オリジナル・メンバーは揃っている………が、えっ! ギター&ヴォーカルがアルヴィン・リーじゃないの?
 おいおい、フレディのいないクイーンかいな。スティーヴィーのいないダブルトラブルってか?
 ウーン、冷静に、冷静に。肝心の音を聴いてみよう。
 ……………………
 おぉ、少し反省。
 考えてみるとフォガットのふたりのギタリスト、ロンサム・デイヴとロッド・プライスはもうこの世にいないし、キャンド・ヒートに至ってはドラムのフィト・デ・ラ・パラしかいないけど、両バンドは現在も活動中……フロントマンがガラリと変わったバンドでも、リズム隊がしっかりしていれば往年のバンドのテイストは受け継がれるようです。ギタリストの名前に惑わされてはいけないということだ……。

 この新生TYAのギタリストJoe Goochは若干28歳。ストレートでエッジの効いたハードな音がなかなかいい。
 ボーナス的に往年の名曲「Change The World」と「Going Home」の2曲がライヴ演奏で収録されているが、10分以上の「Going Home」……こりゃ、悪くないぞ。驚くことに、アルヴィン・リーのような早弾きテクニックも備えております。ヴォーカルも、アルヴィンに似せようとした感じがないではないが、十分に満足できる声です。
 先述の言葉は撤回しよう(笑)。
 公式サイトを見てみると、2005年のライヴが2枚組で出ているではないか。これは買わなくては………。

→<Ten Years After> ☆オフィシャルサイトはこちら☆

 それにしても、肝心のアルヴィン・リーはどうしちゃったのでしょう。

スポンサーサイト

Comment

路傍の石 says... ""
テン・イヤーズ・アフターといえばまず思い出すのが、
映画『ウッドストック・フェスティヴァル』での「アイム・ゴーイング・ホーム」。
100メートルをわずか8秒で突っ走るかのような圧倒的なエナジーの放出、そして脳ミソが沸騰するかのような信じ難いバイタリティ。
こりゃ人間業じゃないわと思いました。
それと名盤『UNDEAD』での「ウッドチョッパーズ・ボール」は何度繰り返し聴いたことやら。
その千両役者たるアルヴィン・リー抜きでテン・イヤーズ・アフターが復興されたのですか?そのアルヴィン・リーの消息は拙も耳にしてないのですが、どこでどうしているのやら。

ところで、『日活ニュー・アクションの世界』2タイトル買ってしまいましたよ。
その楽曲群の予想を遥かに超えるテンションに体が震えました。あの時代が持っていた生命力みたいなものが見事にパッケージされてますね。
2005.08.11 23:30 | URL | #3UG7ZRW. [edit]
mickmac says... ">路傍の石さん"
アルヴィン・リーに関して云えば、'97年にオリジナルメンバーでテン・イヤーズ・アフターを再結成して、元気な姿と演奏を聴かせていたのですがね。(ブートレグで聴くことができました。)
この『NOW』のライナーでは、2002年にこの新しいギタリストを迎えたということです。

テン・イヤーズ・アフターの思い出は、'72年の武道館公演です。ラストの「Going Home」の時にある事件が起きてアルヴィンが怒ってしまい、アンコールを1曲で切り上げサッさと帰ってしまったのです。この年名古屋公演では、トイレットペーパーを投げられて演奏を中断したとも聞きます。
'71~'72年の外タレ公演には何かしら事件がつきまとっています。
2005.08.12 00:56 | URL | #kuX..F9k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/83-50ab83b3