TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「ストロベリーナイト」#8:悪しき実

★悪しき実: part2 ~嗚咽~★

 岸谷清次(松田賢二)が私書箱に隠し持っていた写真に写っていた人物が、いずれも暴力団関係者であり既に射殺されていた事実が判明する。
 姫川玲子(竹内結子)は、アパートに残されていた13個の木片と考え合わせ、岸谷が殺し屋であったと直感する。早速、今泉係長(高嶋政宏)の帳場がたっている暴力団組長射殺事件のの捜査本部に加えて欲しいと願い出た。
 しかし日下警部補(遠藤憲一)からは、確信ではなく確証がなければだめだと一蹴されてしまった。

 姫川班は春川美津代(木村多江)の身柄の確保を最重要事項とし写真に写る温泉街に向った………。

    ◇

 美津代の独白で成り立っていた短編だったが、岸谷と美津代ふたりの背景と捜査過程をじっくり見せてくれた前編は感心したわけだが、やはり2週に分けることでの弊害が出てしまった感じだ。
 地道な捜査と、刑事達の努力で辿り着いたという経過が、今回、まったく見ることができない結果であり、2時間ドラマだったら巧くいっただろうに………。

 まぁ、今回の物語は木村多江ありきのドラマ化ってところだろうか。

 どうしても姫川の直感と先走りばかりが強調され、日下の言うところの「いつか取り返しのつかないことに」への危惧がインプットされる展開。
 「確信と確証は大きくちがう」と姫川にクギをさす日下の考えはまともな事なんだが、何せ姫川は日下を生理的に嫌悪してしまうので、そのあたりがヒヤヒャもの。
 日下が井岡に「どこが嫌われているのかわからん」とボヤくのも仕方ないことで、姫川のトラウマとなっている唯一殺したい男に日下が似ていたんだから、諦めるしかない。

 さて、姫川vs日下も面白いのだが、やはりガンテツが出てこないことにはしまらない。ガンテツのキャラの大きさを増々感じてしまったかな。

 いよいよ来週から長編「ソウルケイジ」に入る。たぶん3週くらいに分けるのかな。
 レギュラーキャラのフルメンバー揃い踏みで、日下が唯一敵と称するガンテツとの因縁も明かされることだろうから楽しみである。
 原作の最後には目頭が熱くなる展開が待っているので、最終章に相応しい人間ドラマになることを期待する。


原作:誉田哲也
脚本:林誠人
演出:石川淳一
音楽:林ゆうき
主題歌:「ミセナイナミダハ、きっといつか」GReeeeN
出演:竹内結子、西島秀俊、宇梶剛士、高嶋政宏、小出恵介、丸山隆平、生瀬勝久、遠藤憲一、渡辺いっけい、津川雅彦 /木村多江、松田賢二

2012年2月28日放送

★「ストロベリーナイト」#7:悪しき実: part1★
★「ストロベリーナイト」#6:感染遊戯★
★「ストロベリーナイト」#5:過ぎた正義: part2★
★「ストロベリーナイト」#4:過ぎた正義: part1★
★「ストロベリーナイト」#3:右では殴らない: part2★
★「ストロベリーナイト」#2:右では殴らない: part1★
★「ストロベリーナイト」#1:シンメトリー★
★ストロベリーナイト レジェンド★
★「姫川玲子シリーズ」誉田哲也★

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