TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「ストロベリーナイト」#6:感染遊戯

★感染遊戯★

 ドラマも折り返し点に入った第6話は、もとはガンテツの事案だった「感染遊戯」を姫川版に変え、葉山のトラウマ克服噺を据えた軽い感じの回であった。

 姫川玲子(竹内結子)から事件発生の連絡を受けた菊田和男(西島秀俊)は、珍しく葉山則之(小出恵介)と飲んでいた。葉山は菊田に相談ごとがあるらしいのだが、優先されるのは仕事。結局、菊田は葉山の悩みを聞けずに現場へと急行する。

 現場では所轄の高野真弓(加藤あい)が玲子のパートナーとして挨拶している。真弓は葉山の警察学校での同期。殺されたのは製薬会社に勤める長塚淳(窪寺昭)。自宅玄関前でメッタ刺しとなった遺体から目を背ける葉山に気づく玲子と菊田。しかし、葉山は態度とは裏腹に、事件解決に向けての意気込みを口にする。

 姫川班は、東大卒のエリートで製薬会社に勤務していた長塚の身辺を捜査するのだが、犯行動機を持つような人物はなかなか現れない。その中でも、やはり一段とやる気をみなぎらせる葉山。だが、葉山の脳裏には中学生時代の恐ろしい出来事が去来していた。

 被害者の着衣のボタンから犯人らしき指紋が検出された。玲子は、その事実から犯人が長塚淳を狙ったのではないと推測。旧厚生省、厚労省を渡り歩き、退職後も天下りを繰り返していた父親の長塚利一(佐々木勝彦)に注目する。
 旧厚生省の薬事課長時代に薬害感染問題が発生し、危険を知りながら回収命令を出さなかった張本人と言われた長塚利一は裁判でも無罪となっていた。
 姫川班は薬害で死亡したと思われる3人と、感染症が発症したショックで自殺した女性大友麻由の関係者たちの捜査を始める………。

    ◇

 相変わらず姫川と菊田の微妙な関係は面白く、高野巡査長と菊田が話をしているところを見て、少し気になる姫川ってところが、可愛いではないか。

 「Unmask your laughing neighbors」というサイトを管理する男の正体は謎のままの今回、今後複雑に絡み合う事件の序章ということで、これはこれで良し。
 ただし、この長塚淳刺殺事件の犯人が原作と違うのには驚いた。
 最終回あたりに再度「感染遊戯」(もしくは「推定有罪」と題するかな)の解決篇をもってくると思われるが、如何なる脚色となるのか………。

 さて、今回はあの不快な男ガンテツが登場しなかったが、あんなに嫌な男なのに出てこないと淋しいものがある。武田鉄矢のスケベで嫌らしい姿は貴重だからねぇ。
 解決篇では存分に姫川とやり合って欲しい。

 加藤あいが扮した所轄の女刑事は、原作「手紙」から名前を頂いただけで別のキャラクターで、加藤あいがこれだけの出演なのか?と思うので、想像するに、原作の「感染遊戯」のいろいろな事件が絡み合う物語から、多分、葉山が主人公だった「沈黙怨嗟」の役目を果たすために再度登場するのではないか? そうして欲しい……。

    ◇

原作:誉田哲也
脚本:林誠人
演出:佐藤祐市
音楽:林ゆうき
主題歌:「ミセナイナミダハ、きっといつか」GReeeeN
出演:竹内結子、西島秀俊、宇梶剛士、高嶋政宏、小出恵介、丸山隆平 /加藤あい、佐々木勝彦

2012年2月14日放送


★Book Review「感染遊戯」誉田哲也★
★「ストロベリーナイト」#5:過ぎた正義: part2★
★「ストロベリーナイト」#4:過ぎた正義: part1★
★「ストロベリーナイト」#3:右では殴らない: part2★
★「ストロベリーナイト」#2:右では殴らない: part1★
★「ストロベリーナイト」#1:シンメトリー★
★ストロベリーナイト レジェンド★
★「姫川玲子シリーズ」誉田哲也★

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