TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

キャスティングに惹かれ、はずれもあるドラマ雑感

◆NHK土曜ドラマ『キルトの家』前編「はじめての人たち」

 「東京に逃れてきた若夫婦と、団地に取り残された老人たちが結ぶ不思議な絆。自立して生きようと気張る老人たちの想いが、不安に揺れる若者の生きる道を照らしだす………」

 渡辺謙さんちの杏ちゃんと三浦百恵ちゃんちの貴大くんの若者ふたりが楽しみだったのと、なによりふたりを取り巻くキャスティングが魅力だろう。

 すっかり怪しい老人ぶりが板についた山崎努に、いまだマドンナヴェルディと見紛う体躯の松坂慶子の大らかさ。
 小唄を唄う佐々木よし江の艶っぽさに、ひさしぶりに拝見した緑魔子は可愛く年を重ねていて、かつてのムードも伊達ではない不思議な存在感。
 「仁義なき戦い」の組長を演じていた織本順吉が、「12人の優しい日本人」の陪審員3号だった上田耕一に「あんた、暴力団だったかい?」なんて洒落っ気がある問いかけ……このシーンのふたりのコンビネーションは爆笑。
 今にもブルーズを歌い出しそうな根岸季衣のスナックママも気っ風良さそうでハマってる。
 余貴美子扮する自治会副会長はありがちではあるが良識派で聡明な普通人。
 「死は怖わない。弱いひとでも人の助けは要らん思うてるひと、おるんよ」正司歌江の台詞が残るなぁ。

 杏ちゃんがベラに見えたり、三浦貴大くんがポストイット男(「流星の絆」)桐谷健太に見えたり?

 オリジナルドラマが少なくなった現状で山田太一のドラマは稀少ではあるけれど、昔から少し苦手だった山田太一ドラマ、少しは楽しめた。
  でも………、話し言葉の台詞と言い回しは面白いのだが、いかにも作り過ぎた感が気になってしまうな。


脚本:山田太一
演出:本木一博
出演:山崎努、松坂慶子、杏、三浦貴大、佐々木すみ江、織本順吉、正司歌江、北村総一朗、根岸季衣、上田耕一、品川徹、緑魔子、余貴美子

2012年1月28日放送


◆WOWOWドラマ『ストレンジャ-6』

 「初の日本・中国・韓国共同製作のサスペンス・アクションドラマ! 巨大災害による危機を前に、3ケ国の男女6人が結成した極秘チーム“ストレンジャー6”がアジアの危機を救う」

 『24』のようなものを期待した訳ではないけれど、唐沢寿明と北村一輝出演のサスペンスということである程度の面白さを求めたのだが、いやはや、ものの見事に期待を裏切られた。

 初回だというのに何の緊張感もない。サスペンスもない。アクションは、唐沢寿明に多くを望むのは無理を承知。カット割を積み重ねた細切れアクションでは、醒めていくのは当たり前。

 原作・脚本・監督の飯田譲治は、かつて『沙粧妙子~最後の事件』とか『ギフト』といった傑作ドラマの脚本を書いた御仁。それもあっての期待もあったんだけどね、
 北村一輝登場の前に、リタイアである。

原作・脚本・監督:飯田譲治
音楽:布袋寅泰
出演:唐沢寿明、オ・ジホ、ボウイ・ラム、黄川田将也、キム・ヒョジン、リウ・シュエン、北村一輝

2012年1月27日 第1話放送(全15話)



◆フジ月9『ラッキーセブン』
 久しぶりに見た月9ドラマ。初回、どこか英国TVドラマ「華麗なるペテン師」の雰囲気のオープニングと、ガイ・リッチーの映画を見ているような瑛太と松本潤のスローモーション・アクションのクライマックスで快調な出だしと思いきや、2話からは普通のドラマになってしまい拍子抜け。
 瑛太の飄々として軽さと、松嶋菜々子のナゾがあれば今後も見ていくかな。

◆ テレ朝木9『聖なる怪物たち』
 第1話、不穏なオープニングと中谷美紀の無表情の存在感を満喫。
 そして2話、ますますの中谷美紀の不気味さに惹かれ、今後の重~い展開が待ち遠しい。

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