TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「ストロベリーナイト」#3:右では殴らない

★右では殴らない: part2★

 「今週のヒメ!」って謳いたいほど竹内結子の睨みが一段と冴え、迫力も増した玲子さんには井岡(生瀬勝久)や菊田(西島秀俊)でなくても「素敵!」って呟きたくなるんだな……。

 原作は、事件の詳細よりもあの取り調べ室での下坂美樹への姫川のサディストぶりを楽しむものだったが、ドラマは捜査の過程とそれぞれの刑事たちの無念、怒り、苦悩が描かれ、原作のテイストも難なくクリアした見応えあるドラマになっていた。

 原作を踏まえての刑事ひとり一人のキャラもきちんと映しとられているので、原作に登場しない刑事たち(島班長や朝倉巡査長など)の行動にも目が離せなかった。

 ガンテツ(武田鉄矢)に噛み付く橋爪警視(渡辺いっけい)も見直したぜ。その彼が、姫川の行き過ぎともいえる取り調べに対して「始末書!やり過ぎだよ」と捨て台詞を吐くのも、労いの裏返しかな。いっけいさん、いい味出してる。

 味と云えば、悪徳刑事みたいなもんのガンテツの勇み足もまた、人間らしい。
 姫川に「バカヤロウだな、お前」と言い残すのも彼女を認めている姿かもしれないし、殉職した浅倉宅を去る武田鉄矢の後ろ姿は哀切だ。

 コメディリリーフの井岡の存在感も、菊田とのやりとりが今回は満開。
 玲子しゃ~んから「井岡、ファインプレー」と云われたときの彼の表情、やっぱ生瀬さんしか井岡役はなかったね。

 来週は杉本哲太扮する倉田元刑事登場の『過ぎた正義』。
 これも前後編にするかな。映像が浮かぶラストシーンが好きなエピソードだが、結末のなかったあたりをどう見せてくれるのかが楽しみである。
 

    ◇

原作:誉田哲也
脚本:黒岩勉
演出:佐藤祐市
音楽:林ゆうき
主題歌:「ミセナイナミダハ、きっといつか」GReeeeN
出演:竹内結子、西島秀俊、宇梶剛士、渡辺いっけい、高嶋政宏、小出恵介、丸山隆平 、生瀬勝久、武田鉄矢/小木茂光、大政絢

2012年1月24日放送


★「ストロベリーナイト」#2:右では殴らない: part1★
★「ストロベリーナイト」#1:シンメトリー★
★ストロベリーナイト レジェンド★
★「姫川玲子シリーズ」誉田哲也★

スポンサーサイト

Comment

ひろっち says... "なかなかな感じ。"
やー面白かったねえ。文章の原作もいいけど、映像の楽しさといったらこれまた格別でしたね。
保存版やわー。
2012.01.26 08:40 | URL | #v14okzU2 [edit]
mickmac says... "Re: なかなかな感じ。"
ひろっちさん

それぞれの俳優が各キャラクターたちにキチンとハマっていて、原作のイメージが壊されず、期待以上のものを感じています。
BDの高画質で録画保存して、毎回2度以上は見ております(笑)。
2012.01.26 12:48 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/790-33fabeb8