TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

甦る、曽根中生

 行方不明になっていた曽根中生監督が、20数年ぶりに公式の場に出てこられたニュースは今年一番嬉しい出来事となった。

 「キネマ旬報2011年10月上旬号」と「映画秘宝2011年11月号」において、行方をくらませたワケなどを知ることとなり、黒いウワサが飛び交った“曽根中生伝説”も払拭された。

 神代辰巳・田中登・藤田敏八監督らを追いかけていた70年代、ロマンポルノを振り返ってみると、印象深い作品、年間評価で上位に挙げた作品、アレもコレもに曽根中生作品があったことに気がついた。感慨深い思い………。

好きな作品は
◆三姉妹の刹那的な生き方を描いた「色情姉妹」('72)
◆長谷川和彦脚本の異端コメディ「性盗ねずみ小僧」('72)
◆ピンク映画に愛を込めた「実録白川和子 裸の履歴書」('73)
◆潤ますみの虚無感あふれる表情が逸品な荒木一郎脚本「現代娼婦考 制服の下のうずき」('74)
◆南極物語をぶっ飛ばす大和屋竺脚本の異色作「大人のオモチャ ダッチワイフレポート」('75)
◆三井マリア唯一の作品「わたしのSEX白書 絶頂度」('76)
◆「★新宿乱れ街 いくまで待って★」('77)
◆「★天使のはらわた 赤い教室★」('79)
◆麗しき中村れい子とジョニー大倉のサスペンス「悪魔の部屋」('82)

 片桐夕子が個人的に苦手な女優だったので「(秘)女郎市場」('72)や「不良少女 野良猫の性春 」('73)は敢えて観なかったけど、二条朱実と殿山泰司の「実録エロ事師たち」('74)を見逃しているのが痛恨。

 坂口安吾原作の陰鬱な雰囲気が十二分に発揮された「不連続殺人事件」('77)。パッケージ化をぜひとも願う次第。

スーパーGUNレディ ワニ分署」('79)は原作劇画のファンだっただけに、アクションが出来ない主役の横山エミーにガッカリした記憶。
「十八歳、海へ」(藤田敏八)の併映だったから観たような作品だったな。


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Comment

ひまわり says... ""
記事を読んで感慨深いものを感じました!!本当健在で良かったです!池田監督のエピソード良いですね。天使のはらわたは勿論ですが、夜をぶっとばせのストリートスライダーズをみてファンになったの覚えてます。
2011.09.30 08:28 | URL | #- [edit]
mickmac says... "Re: タイトルなし"
>ひまわりさん

曽根さんの下で助監督をしていた池田監督とのエピソードは何かジ~んときますね。
恐い助監督だったという相米慎二さんのこともだし、一言だけ出て来た田中登さんの名前からも、現場を離れてほしくなかったなぁ、とつくづく思います。
でもホント、生きていただけで良かった。
2011.10.01 00:04 | URL | #- [edit]

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