TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「シャッター・アイランド」デニス・ルヘイン



 映画公開前に紹介しておきたかったんだが、この原作は発刊と同時に読んでいた。
 密室トリックと謎の暗号……そして閉ざされた孤島。これだけでミステリ・ファンの食指が動かないはずのない書籍。
 帯にあった「ふくろ綴じ」にも惹かれるものがあったし……昔のミステリ小説なんかにはよくあったもので、少し懐かしかったんだな。


 ボストン沖のシャッター島にあるアッシュクリフ病院は、精神を病んだ凶悪犯のための病院。連邦保安官テディは新しく相棒となったチャックとともに島に渡った。 
 アッシュクリフ病院でひとりの女性患者が奇妙な暗号を残して行方不明になったためだ。病院側の不可解な対応を受けながら患者を捜すテディだが、実は彼がこの島に来た目的は別にあった………。


 結末は手荒い目にあう。
 たしかに、この手の仕掛けは以前にもあったものだが、圧倒的な筆力で人間の心の闇を描いており、グイグイと読ませてくれる。
 トリック云々よりも心揺さぶる感動が味わえたから、スコセッシ監督がどんな風に料理しているのか期待している。

 さて週末、超日本語吹き替え版で観てこよう。だって、これこそ画面に集中しなくちゃね!

    ◇

シャッター・アイランド/デニス・ルヘイン
訳:加賀山卓朗
【早川書房】
定価 1,900円(税別)

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/641-4f622c6a