TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「大烏が地球にやって来た日」ストロベリー・パス



Strawberry Path

 今年の干支・寅にちなんで載せた“スピード・グルー&シンキ”から、70年代日本ロックのインパクトあるアート・ジャケットから動物だけを選んでメンバー相関図的に並べてきた。
 これは、成毛滋と角田ヒロのふたりが“ストロベリー・パス”名義で1971年に発表した『大烏が地球にやって来る日』。
 漫画家の石ノ森章太郎が描いたカラスが印象的である。

    ☆

収録曲
01. I Gotta See My Gypsy Woman
02. Woman Called Yellow "Z"
03. The Second Fate
04. Five More Pennies
05. Maximum Speed Of Muji Bird
06. Leave Me Woman
07. Mary Jane On My Mind
08. Spherical Illusion
09. When The Raven Has Come To The Earth


    ☆

 ステージでの成毛滋はギターを弾きながらキーボードを操っており、ギタリストとしての腕前もキーボードの巧さも超一級である。

 1曲目のヴォーカルは、当時ザ・ゴールデン・カップスに在籍していたためクレジットされていない柳ジョージが担当。ベースはジャズ畑から江藤勲が参加している。
 ハード・ロック、プログレッシヴ・ロック、インストゥルメンタル、バラードと聴き応えある楽曲揃いである。
 そして、その名バラードとなるのが7曲目の「Mary Jane On My Mind」。
 いまでは老若男女、誰もが知る不朽の愛のバラード「メリー・ジェーン」の初出として一般的に有名になったアルバムではあるのだが、“つのだ・ひろ”名義のシングルカットはだいぶ後のことだし大ヒットもしていないと記憶する。
 アルバムでの成毛滋のギター間奏が逸品である。

 某財閥の御曹司だったことでも知られる成毛滋。彼の親友・景山民夫がライナーノーツを書いている。
 ユニットは恒久的バンドではなくこの1枚を残すのみだが、のちの“フライド・エッグ”への大きな布石となっている。


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