TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「めぐりあう時間たち」

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THE HOURS
監督:スティーヴン・ダルドリー
脚本:デビッド・ヘア
原作:マイケル・カニンガム、ヴァージニア・ウルフ
出演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ 
   エド・ハリス、ジョン・C・ライリー、アリソン・ジャネイ

☆☆☆★ 2002年/アメリカ/114分

    ◇

 これは人生をじっくりと考えたい方向きの映画。
 人生って何? 何のための人生? 誰のための人生? 自分らしく生きるって何?

 だから、ひとりで暗い映画館の中で感じたい映画。
 現状ではDVD鑑賞になるだろうから、部屋の明かりは暗くして………。

  ☆    ☆

 3つの時代( 1923年、1951年、2001年)の、あるたった一日の出来事を同時進行で見せていく手法が面白く、タイトルまでの映像でワクワクする。
 三人の女性の生活と心理が交錯しながら描かれ、最後のある一点で結ばれる。人生の不可思議さか。
 ストーリーが少し難解に思えたのは、ヴァージニア・ウルフや彼女の書いた小説「ダロウェイ夫人」の事を知らないからだろうな。

 3人のアカデミー賞女優の競演は見応え十分。
 メリル・ストリープの達者ぶりは云うまでもないが、この映画で2003年のアカデミー主演女優賞に輝いたニコール・キッドマンが、魅力的な少し上向きの可愛らしい鼻を鷲鼻の容姿にしての変貌ぶり。メイキャップにも驚くが、彼女にはちょっと可哀想。
 そしてジュリアン・ムーアは、その静かな演技に目を見張る。心理の具合が透けて見えるのは、お見事のひとこと。

 そして3人の女優ばかりではなく、それぞれの相手役の男たちがいいよね。
 特にエド・ハリスの演技は圧巻。

 時間の糸が交差するラスト近くは、鳥肌がたつ程に………。

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