TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

百恵回帰



 コンプリート百恵回帰と題されたこのアルバムは、山口百恵の名曲の数々を百恵自身の新たなヴォーカルトラック(別テイク)とNEWアレンジでリマスタリングした企画盤で、1992年から94年にかけて発売された3枚のCDを完全収録したもの。
 
 シングルのみの発売でオリジナルアルバムには未収録の謝肉祭が、なかなかエキゾチックなアレンジで、悪くない。

 謝肉祭は、2003年にデビュー30周年記念として出されたCD-BOX 「MOMOE PREMIUM」にも、全アルバムのリマスター紙ジャケシリーズにも収録されていない。
 BOX SETの目玉は、幻だった東京の空の下あなたはという曲のスタジオ録音盤が発掘され初CD化されたことだったが、同時に別ディスクでアルバム未収録曲をまとめて欲しかった。紙ジャケシリーズでも、おマケがシングル・ジャケのレプリカにKARAOKEの収録では、全然不満。
 
 百恵回帰は、このNEW謝肉祭が聴けるというだけで、持っていて損のないアルバムだ。 
 
 ほかにも、ロックンロール・ウィドウではライヴ感覚っぽい百恵のシャウトを聴くことができる。
 曼珠沙華はいかにもコンサート向きのアレンジ。

 しかし、実際のステージで唄われる曼珠沙華は、別のアレンジなど必要としない圧倒的な存在感だけで唄われる。
 思い出されるのは79年10月のリサイタル“愛が詩にかわる時”の最終公演での曼珠沙華。心揺さぶられる最高の歌唱だった。一週間前の大阪公演で恋人宣言をし、全ての呪縛から解き放たれ、ひとりの女として、生身の女性の妖艶さをあますことなく表現したステージだった。
 
 その歌を、今回「山口百恵トリビュート Thank You for……part2」で工藤静香がカバーしている。考えるだけでも恐ろしい(笑)。生半可にカバーなど出来ないぞ。
 この歌のカバー、唯一認められるのは坂本冬美の歌唱か。
 もちろんこれは、もの凄く個人的な好き嫌いが入っているので、念のため………。

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Comment

路傍の石 says... ""
mickmacさん、TBありがとうございました。
『コンプリート百恵回帰』は拙も購入しました。
過去にニューアレンジで聴いたことがあったのは「惜春通り」でした。
ほかはどんな仕上がりなのか結構期待していたのですが、
全体的に拙にはう~む・・・という感じでしたか(笑)。
個人的にサンプリングや打込み満載のハウスものは苦手だったりするので。
でも、「美・サイレント」くらいまでならさほど違和感がなく聴けました。

謝肉祭は、やっぱり歌詞の問題で自主規制していたみたいですね。

百恵は、ある程度アルバムを制覇するべきかなと思いつつ、
中古LPをシコシコと買い集めています。
2005.06.03 19:48 | URL | #3UG7ZRW. [edit]
mickmac says... ">路傍の石さん"
>期待していたのですが、全体的に拙にはう~む・・・個人的にサンプリングや打ち込み満載のハウスものは苦手だったりするので。

当然と云うべきかこの手の企画盤は、オリジナルを気に入っていての面白さだったり、新たな発見だったりするものですよね。
で、トリビュート盤は楽しめるのかというと、これが山口百恵に関してはダメですね。

全アルバム制覇をお待ちしております(笑)。
2005.06.06 00:03 | URL | #kuX..F9k [edit]

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