TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「20世紀少年/第2章・最後の希望」



20th Century Boys 2
監督:堤幸彦
脚本:長崎尚志、渡辺雄介、浦沢直樹
原作:浦沢直樹(「20世紀少年」小学館ビッグスピリッツコミックス刊)
音楽監督:白井良明
主題歌:T.REX 「20th Century Boy」
出演:豊川悦司、常盤貴子、平愛梨、香川照之、ユースケ・サンタマリア、木南晴夏、森山未來、石塚英彦、宇梶剛士、小日向文世、石橋蓮司、佐藤二朗、ARATA 、前田健、古田新太、中村嘉葎雄、黒木瞳、唐沢寿明

☆☆☆ 2008年/日本・東宝/140分

    ◇

 物語の舞台は西暦2015年。歴史上、2000年に起こった“血の大みそか”は悪魔のテロリスト・ケンジ(唐沢寿明)とその仲間たちが行ったものとされ、それを阻止した“ともだち”は救世主と崇められていた。
 ケンジは“血の大みそか”以降 行方不明になり、姪のカンナ(平愛梨)は高校生に成長していた。 かつての仲間たちオッチョ(豊川悦司)、ユキジ(常盤貴子)、ヨシツネ(香川照之)はそれぞれの方法で“ともだち”の真相に近付いていく……。
 そんな中「よげんの書」とは別に「しんよげんの書」の存在が明らかになり、世界は急転直下、未曾有の事態に陥る……。

    ◇

 第1章が原作漫画のコマを重要視し、その再現にこだわったために映画の醍醐味に欠ける致命傷を負っていたのだが、それは大きな話の流れと謎を提起するためにあえて説明的描写であったのだと理解しよう。
 一般的に全3部作という作りの場合、2作目は最終作に向けての伏線や説明要素が増えてしまいトーンダウンしがち。この第2章もたしかに、多くの伏線が張り巡らされ謎はナゾのまま放っておかれるのだが、第1章に比べサスペンスの流れがスムーズになり、ヒロインのアクションなどもあり映画として充分楽しめた。今回は原作をかなりの箇所変更したことが良かったと思う。
 但し、場面展開のスピーディーさには前作の復習がないとついていけないかもしれない。
 公開初日の前日の夜、『20世紀少年/もうひとつの第1章』として、カンナのモノローグで綴られるカタチで新たに編集し直したヴァージョンがTV放送されたが、これが復習にはうってつけだった。
 
 第2章のヒロインとなるふたりには、オーディションで選ばれた若手女優が扮している。
 超能力を備えたカンナ役の平愛梨(たいら・あいり)は、拙い演技でありながらも眼ヂカラが非常に魅力的。同級生の小泉響子役の木南晴夏(きなみ・はるか)のノーテンキなキャラもよかった。ふたりとも、豪華で多彩な俳優陣のなかで見事に存在感のあるところを見せていた。
 木南は現在、ドラマ『銭ゲバ』で陰性な少女茜に扮しており、この映画とはまったく違うキャラクターで好演しているので注目したい。

 これだけ多くの出演者を揃えたわりに各々俳優たちの見せ場には不満もあろうが、その中で豊川悦司は相変わらずカッコいいし、ユースケ・サンタマリアの哀しみや、佐藤二朗の不気味さ、ハイテンションな小池栄子らの熱演は見どころだ。
 そして、第1章では見られなかった堤幸彦流の小ネタが復活!

 さて、今回もエンディング後の予告編は必見。
 最終章への関心は、拍子抜けするような原作の結末を堤監督がどうアレンジするのか……8月29日の公開を楽しみにしよう。

 to be continued………

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Comment

showken-fun says... "こんにちは"
平愛梨ちゃんはショーケンと二度共演しているので、もしかしたらお気に入りなのかも・・・。とちょっと思っています。もうずいぶん前の話になってしまいましたが・・
2009.02.03 21:19 | URL | #- [edit]
mickmac says... "Re: こんにちは"
showken-funさ~ん

> 平愛梨ちゃんはショーケンと二度共演している

ああ”あ”あ”あ”~~~
『ダブルス』っ!

で、もう1本って何ですか!!??

2009.02.04 00:33 | URL | #- [edit]
showken-fun says... ""
もう一本は、テレビドラマです。
坊さん弁護士。
大人になったって言うより、前々から大人っぽかったんだなーという印象ですねぇ~~
2009.02.05 23:04 | URL | #- [edit]
mickmac says... "Re: タイトルなし"
showken-funさん

『坊さん弁護士・郷田夢栄』っていうドラマですか~。
ああ、全然見ていないドラマです(笑)。

崖っぷちでオーディションを受けたって話ですが、一応はshowken-funさんの目に止まるような女優だったんですねぇ。
この1年間この作品でがんばったんだから、これからもドンドン出てきて欲しい、と思わせる彼女でした。
2009.02.06 00:19 | URL | #- [edit]

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