TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「シカゴ」



CHICAGO
原案:ボブ・フォッシー
監督・振付:ロブ・マーシャル
脚本:ビル・コンドン
出演:レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼダ=ジョーンズ
   リチャード・ギア

☆☆☆☆ 2002/アメリカ/113分
    ◇

 ミュージカルの舞台と比べるのはヤボだけど、映画版はとにかく絢爛豪華な仕上り。
 楽屋口からステージへと流れ込んでいくカメラワークと、それから始まるダンスシーンへの流れは、舞台では出来ない映画の魅力であり、もともと演出家で振付家でもあるロブ・マーシャルの監督としての腕の見せどころか。ダンスシーンでの、スピーディーなカメラの切り替えなどはダンスを知りつくしているからこそのカメラワークだ。

 ストーリーも舞台版と同じように流れていき、ミュージカルのシーンをロキシーの夢のシーンとして描く方法が不自然さをなくし、話にも集中できる。
 映画でのダンスの振付けはいわゆる“フォッシーダンス”ではなく、マーシャル監督のオリジナルということなのだが、敬意を払って“フォッシーらしさ”がキチンと表現されている。
 特に、6人の女囚が自分の犯歴を語る「セル・ブロック・タンゴ」のダンスシーンは、フォッシーダンスのエロティックさを下敷きに、映画ならではの表現になっているので舞台以上に目を見張ることになる。
 ただ後半は少しもたつく。これは単純なストーリーなだけに、映画としてのまとめになっているから仕方のないことだろう。

 公開当時、映画を観る前にアカデミー賞授賞式でのレニー・ゼルウィガーを見て、なんと“華”のない女優かとガッカリしていたのだが、銀幕の中でこんなにも輝くとは思わなかったなぁ。ジーン・ハーローやマリリン・モンローを思わせる可愛いオンナ、そして、したたかなオンナへと、見事に化けている。
 キャサリン・ゼダ=ジョーンズのゴージャスさと、歌とダンスにも見惚れてしまう。

 ◆ブロードウェイ版「CHICAGO

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