TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

ハコが唄う「ざんげの値打ちもない」

 1970年に北原ミレイによって世に出た「ざんげの値打ちもない」は、これまでに幾多の歌手にカヴァーされ続けてきた。
 藤圭子、日吉ミミ、坂本冬美、天童よしみ、いしだあゆみ、梶芽衣子、内藤やす子、大西ユカリ、三上寛、クミコ…………

 藤圭子や内藤やす子、梶芽衣子のようにいかにも個性あらわに表現したもの、どれも歌の持つ力に惹かれてはいるが、どこかしっくりこない。
 やはり本家、北原ミレイに勝るものなどない。
 
 が、あえてそれを承知でいうならば、先日発売された『歌鬼(Ga-Ki)~阿久悠トリビュート』に収録された山崎ハコの「ざんげの値打ちもない」は、鳥肌が立つくらい素晴らしい。

 そして興味深いのは、この山崎ハコヴァージョンで、あの幻の4番の歌詞が唄われていることだ。
 阿久悠氏が描き上げた愛と狂気のストーリーは、まるで山崎ハコを充てて書かれたか如く、あの4番の歌詞があることで一段と深くなった情念がハコ独特の世界と共鳴し合っているのだ。
 
 山崎ハコが唄うこの歌は、まぎれもなくブルーズだ。

 さて、北原ミレイもテレビで完全ヴァージョンを披露したことで、今後、「ざんげの値打ちもない」はこのヴァージョンでレコーディングされるのだろう。
 山崎ハコに先を越されたとはいえ、北原ミレイの新版「ざんげの値打ちもない」も早くリリースして欲しい。

    ☆

歌鬼(Ga-Ki)~阿久悠トリビュート

収録曲
01. ジョニイへの伝言/鈴木雅之
02. 白い蝶のサンバ/一青窈
03. 思秋期/森山直太朗
04. たそがれマイ・ラブ/中西圭三
05. 熱き心に/元ちとせ
06. ペッパー警部/Mizrock
07. 恋のダイヤル6700/音速ライン
08. 時の過ぎゆくままに/工藤静香 feat. 押尾コータロー
09. 朝まで待てない/甲斐よしひろ
10. ざんげの値打ちもない/山崎ハコ
11. ひまわり娘/杏里

 このアルバムは山崎ハコを聴いているだけで充分なのだが、4ビートの「たそがれマイ・ラブ」、小節コロコロの「熱き心に」、ハードロックに決めた「朝まで待てない」も何度でも聴いていられる。歌唱の好みの問題になるからなぁ、あとは、申し訳ないがどうでもいい。過去に山口百恵を、そして今回沢田研二をカヴァーしたひとに至っては……………。


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