TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

マーサ・ヴェレス1st、遂にCD化!



MARTHA VELEZ / Fiends & Angels

    ☆

 エリック・クラプトンとジャック・ブルースが参加しているということで話題になった、1969年発売のマーサ・ヴェレスの1stアルバムがCD化された。
 60年代末、ブルース・ロックの女性シャウト系ヴォーカリストとして名前を刻み込んだ1枚だ。

 1969年のロックシーンは、女性ヴォーカリストとして君臨するジャニス・ジョプリンがホーン・セクションを加えたコズミック・ブルース・バンドを結成し、よりソウル・ミュージックを追求していた時代。
 そして、そのジャニスに続けとばかりに、アメリカ西海岸からはリディア・ペンス率いるソウル・バンドのコールド・ブラッドがこの年レコード・デビューを果たし、シャウト系白人女性ヴォーカリストが注目されていた。
COLD BLOOD : 1st


 ニューヨーク出身のマーサ・ヴェレスがソロ・デビュー作をレコーディングしたのはロンドン。
 英国ブルースロック界にこの人ありと謳われたマイク・ヴァーノンがプロデュースを務め、レコーディングにはブリティッシュ・ロックの有名ミュージシャンらが大勢参加したのだが、商業的には成功に至らなかった。
 ひとつに、どっぷりとブルーズやソウルに漬かってきたジャニスやリディア・ペンスのようなソウルフルさに比べ、クラシックとモダン・フォークを歌ってきたマーサには、ロック・ヴォーカリストの魅力にイマイチ欠けるものがあったのかもしれない。
 1stアルバムにしてマーサ・ヴェレスの名前が一躍ブルースロック界の間で有名になったのは、この参加メンバーらの演奏にあったというのが本当のところだろう。

Musicians
Eric Clapton(g)
Jack Bruce(b)
Brian Auger(org)
Stan Web(g)……チキン・シャック
Christine Perfect(kb)……チキン・シャック
Andy Silvester(b)……チキン・シャック
Dave Bidwell(ds)……チキン・シャック
Mitch Mitchell(ds)……ジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンス
Paul Kossoff(g)……フリー
Chris Wood(flt)……トラフィック
Jim Capaldi(ds)……トラフィック
Johnny Almond(sax)
Chris Mercer(sax)
Keef Hartley(ds)
Duster Bennett(harp)
etc………

 この豪華なレコーディング面子だからこそ“英国スーパーセッション”と云われた所以だ。
 クラプトン、コゾフ、ウェブのギター、そして、クリス・ウッドのフルート、ジョニー・アーモンドのサックスなど聴き所は多い。

 当時日本盤は“悪魔と天使”と題して発売され、一時期中古レコード屋ではかなりの高値が付けられていた。
 残念ながら日本盤は所持していないが、20年くらい前にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジの中古レコード店でUS盤を手に入れている。

 アルバムを5枚リリースしているマーサ・ヴェレスのCD化は、これまでにコンピレーション・アルバムの『Angels Of The Future / Past』1枚だけで、この『Fiends & Angels』からは4曲が収録されていた。
Angels Of The Future / Past


Fiends & Angels : UKジャケ写真

01. I'm Gonna Leave You
02. Swamp Man
03. Fool for You
04. In My Girlish Days
05. Very Good Fandango
06. Tell Mama
07. Feel So Bad
08. Drive Me Daddy
09. It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry
10. Come Here Sweet Man
11. Let the Good Times Roll

    ☆


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