TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

ボンゾの妹、デボラ・ボーナム



DEBORAH BONHAM / Duchess

 60年代のサイケデリック・ムーヴメントを思わせるようなジャケットは、レッド・ツェッペリンのドラマー故ジョン・ボーナムの実妹デボラ・ボーナムの通算3枚目になる最新アルバム。

 2001年に行なわれた“スティーヴ・マリオット メモリアル・コンサート”に名前を連ねていた彼女は、ハンブル・パイ後期のレパートリーでもあったアン・ピープルズの「I Can't Stand The Rain」や、アイク&ティナ・ターナーの「Black Coffee」を披露していた。
 マリオットがブラック・ミュージックの解釈をロックバンドで示していたこの2曲を、堂々と歌いこなしたデボラもまた、英国が誇る白人ソウル・ヴォーカリストのひとりである。

 このアルバムは、ハンブル・パイのドラマー、ジェリー・シャーリーを含んだバンドをバックに、デボラのオリジナル曲で占められている。
 ブルース、ソウル、ゴスペルなどブルージーな世界を、R&Bシャウターの魅力にあふれた歌声で、素晴らしい傑作に仕上げている。

    ☆

01. Grace
02. Jack Past 8
03. Hole In My Heart
04. Hold On
05. Love Lies
06. Pretty Thing
07. Love You So
08. How Do You Feel
09. Chains
10. Duchess & The Shufflemeister
11. Waiting So Long
12. Had A Little Love
13. Blue

    ☆

 4曲目の「Hold On」では、ボンゾの息子で甥っ子のジェイソン・ボーナムがドラム担当。ポール・ロジャースとのデュエットも聴くことができる。 

 女性ヴォーカル、特にソウルフルなシャウト系が好きな人にはお勧め。
 
 レヴューによってはジャニス・ジョプリンやグレイス・スリックのスタイルを思い起こさせるとあるが、ハスキーなヴォーカルとシャウトの加減はストーン・ザ・クロウズからソロになったマギー・ベルに近いと思う。
 同じくらいの年齢ではないだろうか。
 マギー・ベル自身がストーン・ザ・クロウズ時代から“英国のジャニス”と云われていたこともあるが、ストーン・ザ・クロウズそしてマギーを育てあげた人物がツェッペリンの名物マネージャーのピーター・グラントだったことから、当時から何らかの影響を受けていても不思議ではない。

 雰囲気も似た貫禄のスタイルだ。



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