TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

ジョン・メイオールの世界



 40年近く、BLUES ROCKを音楽嗜好としてきた原点って何だろうと考えたら、やっぱりこの御大に他ならない。

 今年75歳を迎えるブリティッシュ・ブルースの父ジョン・メイオールは、デビュー当時から永遠のテーマとしているBLUES音楽への探究と改革を常としており、2008年現在も精力的に活動を続けている。

 彼が作ったブルースブレイカーズから輩出された、エリック・クラプトン(CREAM)、ピーター・グリーン(FLEETWOOD MAC)、ミック・テイラー(ROLLING STONES)の3ギタリストこそ、後のブリティッシュ・ロックへの礎にもなり、今日のBLUES ROCKというジャンルの発展にも繋がったと思うのは間違いない。
 
 そのジョン・メイオール&ブルースブレイカーズがデッカ/デラム・レーベルに残したアルバム8枚(『BLUES BREAKERS with ERIC CLAPTON』は既発)が、紙ジャケット仕様/高音質リマスターで一堂に甦りました。
 ユニバーサル・ミュージックと日本ビクターが共同開発した新しいCD素材[SHM-CD]を使用した、まったく新しいCDと考えていいのだろう……かな。
 もちろん初回限定盤。今回購入した4枚は、全てオリジナルMono盤で所有しているが、やはり紙ジャケとなると食指が伸びてしまい、16日以後には『The Diary of the Band』を買うつもり……。

 これまでにリマスター盤は、2003年に『A HARD ROAD 』がアメリカ編集の2枚組Expanded Editionとして発売されています。これはピーター・グリーン在籍時の録音をボーナス・トラックとして網羅しており、中々重宝した代物でした。
 今回は、いままで長いこと再発がされていなかったミック・テイラー期の3枚のアルバムがリマスターされたことが嬉しいな。
 各アルバムに収録されたボーナス・トラックは、『A HARD ROAD 』Expanded Editionに収録されたものなどを含め、年代順に納められていますが、目玉は、2007年に輸入盤『Live at BBC』で発掘されたP・グリーン在籍時のBBCライヴ4曲かな。本邦初です。

 音質・音源以外に興味深いのが、紙ジャケの再現度の高さ。英国オリジナルLPアルバムを忠実に再現した光沢や見開きの具合も良いのですが、以外と再現されないのがオリジナルのレコード番号。
 しかしこれには、DECCA SLK 4000番台の数字が表面・裏面にきちんと印刷されています。こういった細かい箇所を手抜きしないで再現してくれると、断然嬉しくてニヤニヤしてしまうのですよ。

※以下、トラック・リスト ↓

    ◇

A HARD ROAD
ジョン・メイオールとピーター・グリーン/ブルースの世界+14

01. Hard Road
02. It's Over
03. You Don't Love Me
04. Stumble
05. Another Kinda Love
06. Hit the Highway
07. Leaping Christine
08. Dust My Blues
09. There's Always Work
10. Same Way
11. Super-Natural
12. Top of the Hill
13. Someday After a While (You'll Be Sorry)
14. Living Alone

BONUS TRACKS
15. Looking Back (シングルA面)
16. So Many Roads (シングルB面)
17. Mama, Talk to Your Daughter (EPより)
18. Alabama Blues (EPより)
19. All My Life (EPより)
20. Ridin' on the L&N (EPより)
21. Eagle Eye (EPより)
22. Little by Little (EPより)
23. Sitting in the Rain (シングルA面)
24. Out of Reach (シングルB面)
25. No More Tears (BBCライヴ)
26. Ridin' on the L&N (BBCライヴ)
27. Sitting in the Rain (BBCライヴ)
28. Leaping Christine (BBCライヴ)


    ◇

CRUSADE
革命+10

01. Oh, Pretty Woman
02. Stand Back Baby
03. My Time After Awhile
04. Snowy Wood
05. Man of Stone
06. Tears in My Eyes
07. Driving Sideways
08. Death of J.B. Lenoir
09. I Can't Quit You Baby
10. Streamline
11. Me and My Woman
12. Checkin' up on My Baby

BONUS TRACKS
13. Curly (シングルA面)
14. Rubber Duck (シングルB面)
15. Greeny
16. Missing You
17. Please Don't Tell
18. Your Funeral And My Trial
19. Double Trouble (シングルA面)
20. It Hurts Me Too (シングルB面)
21. Suspicions (part one) (シングルA面)
22. Suspicions (part two) (シングルB面)


    ◇

BARE WIRES
ベア・ワイアーズ+6

01. Bare Wires - Suite: Barewires/Where Did I Belong/Start ...
02. I'm a Stranger
03. No Reply
04. Hartley Quits
05. Killing Time
06. She's Too Young
07. Sandy

BONUS TRACKS
08. Picture On The Wall
09. Jenny
10. Knockers Step Forward
11. Hide And Seek
12. Look At The Girl (intro/live)
13. Start Walkin' (live)


    ◇

BLUES FROM LAUREL CANYON
ローレル・キャニオンのブルース+2

01. Vacation
02. Walking on Sunset
03. Laurel Canyon Home
04. 2401
05. Ready to Ride
06. Medicine Man
07. Somebody's Acting Like a Child
08. Bear
09. Miss James
10. First Time Alone
11. Long Gone Midnight
12. Fly Tomorrow

BONUS TRACKS
13. 2401 (single version)
14. Wish You Were Mine (live)


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Comment

ワトソン says... "確かに英ブルースの父ですね"
こんばんは~
ジョン・メイオールがまだ現役とは驚きました。
このCDはノーマークでした。早速探してみます。
ピーター・グリーンとミック・テイラーの入ってるCDが欲しいですね。
残念ながらジョンメイオール本人にはブルースの魅力は感じないのですが、
バンドのメンバーには魅力的な人達が沢山いたというのは、
彼の人徳なのでしょうか。とにかくうれしい作品には違いないです。
2008.03.12 23:05 | URL | #- [edit]
mickmac says... ""
ワトソンさん ド~モです。

 >ジョンメイオール本人にはブルースの魅力は感じないのですが

 たぶん、あの高い声がそう思わせるのでしょう………。
 判る気もします………。

 ジョン・メイオールの70歳のバースデー・コンサートでは、ミック・テイラーとエリック・クラプトンが参加して白熱のステージを披露しましたよ。
CD&DVDが発売されていますが、ミック・テイラーは音だけを聴いていた方がいいかな(笑)。
ピーター・グリーンも隠遁生活を脱して何年も経ちますが、2003年までに何枚もアルバムを出しています。老練さだけの音が少し寂しいですが………。
2008.03.13 15:58 | URL | #- [edit]

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