TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

Hotwax vol.8



 9月10日発売の『Hotwax vol.8』です。
 書籍『映画監督 田中登の世界』が先行したことで、おくれに遅れての発刊です。

 今回の特集1は「鈴木則文」。東映プログラム・ピクチャアの雄です。
 インタビューを読めば判るように、楽しくない映画なんか撮らない完全娯楽主義の監督です。
 自身の映画は映画館で見るものとし、DVD化などどうでもいいと豪語する御仁です。が、やはりそこはファンの多い監督ですから、9月21日には鈴木則文初DVD化作品5作が発売されます。

 全55作の中でぼくが観ているものは、池玲子・杉本美樹をスターダムにのし上げた『女番長〈スケバン〉ゲリラ』『女番長〈スケバン〉ブルース』、多岐川裕美のデビュー作『聖獣学園』、千葉真一の『少林寺拳法』、水島新司の漫画『ドカベン』、そして唯一にっかつで撮ったロマン・ポルノの傑作で、70年代のピカレスク漫画の金字塔『堕靡泥の星/美少女狩り』とそんなに多くなく、大ヒットした『トラック野郎シリーズ』は映画館では1本も観ていないです。

 興味あるのは、青江三奈と「女の警察」特集。
 彼女が主題歌とともに出演した、小林旭の『女の警察』シリーズは全4作。残念ながら全て未見なのです。原作は梶山季之(作品リスト内の名前に誤字あり)。太田雅子も太田とも子も出演しているので、いつか絶対に見てみたい映画なのですねぇ。

 昭和の伝説のミューズ、フラワー・メグへの最新インタビューもイイですよ。今年になってオフィシャルウェブサイトをオープンしての復活でしょうか。

 クニ河内/ザ・ハプニングス・フォーと舛田利雄の特集も含め、今回もてんこ盛り。おまけCDの「女番長ブルース」「女番長ゲリラ」等の劇伴は、すべて未発表音源です。

 ところで、また作品reviewを書いています。作品名はここに書かないけれど、70年代の暗黒映画です。1976年度のMy Best One 、と云うより、生涯Best 20(笑)で必ず選ぶだろう作品を紹介しました。
 何がいいかって、その暗さ。魑魅魍魎とした時代の空気の中で、ギラギラと牙を剥き出した人間たちの業が、ビシバシ突き刺さってくる映画です。


◆Hotwax vol.8 発行元:ウルトラ・ヴァイヴ 
         発売元:(株)シンコーミュージック
         定価:1990円(税込)


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