TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

浅丘ルリ子のすべて「心の裏窓」



 浅丘ルリ子芸能生活15周年記念アルバムとして1969年に発売された『心の裏窓』が、復刻CDとしてリリースされた。

 ここに収録されている「シャム猫を抱いて」が、歌謡ボッサとして大変な人気を博しているらしく、伝説のアルバムとも言われているようだ。
 収録されている楽曲は、すべて『浅丘ルリ子・コンプリート'60sレコーディングス』(2003年発売)においてリリース済み。

収録曲
01. 心の裏窓
02. 流れる雲(連続ドラマ「流れる雲」主題歌)
03. 水色の季節(連続ドラマ「水色の季節」主題歌)
04. お願い帰って
05. はだしの二人
06. 愛しつづけて
07. 愛の化石
08. 女がひとり
09. 愛はひとすじ
10. 愛の残響
11. シャム猫を抱いて
12. 別れましょう


 このアルバムで素晴らしいのは、ルリ子さんの歌声はもちろんのこと、やはりジャケット。(素晴らしいので写真掲載を大きくしました…笑)
 巨匠・横尾忠則の美しいデザインと、見開きジャケットにのり付けされた二つ折の両面ピンナップ。写真に映っているカラーポートレイトの裏面はモノクロの全身写真で、ピンナップ下にも可愛らしいルリ子さんがモノクロの中で笑っている。
 高校1年生だったぼくには1,500円のアルバムが宝物だった。
 当時のぼくには、横尾忠則氏は宇野亜喜良氏とともにカリスマ的イラストレーター。平凡パンチに載る数々のイラストを集めていたもの。当時騒がれた、高倉健さんをモチーフにしたイラストと、平凡パンチに掲載された浅丘ルリ子嬢のエロ・サイケなイラストは今でも目に焼き付いる。

 復刻CDは、その美しいオリジナルアルバムを完全再現した紙ジャケット仕様で、きちんとピンナップも“のり付け”されている。
 
 さて歌の方だが、これがまた素晴らしい歌声。か細い声質が美しいのだ。
 「シャム猫を抱いて」と「別れましょう」の作詞は故・阿久悠。曲は三木たかしで、12曲中7曲を提供。個人的には、同じ歌謡ボッサでも「別れましょう」の方が名曲だと思う。
 「女がひとり」は、なかにし礼と三木たかしのGS歌謡。続く、なかにし礼と三木たかしの「愛はひとすじ」は一転してムード歌謡。

 いやぁ、久しぶりにルリ子さんの歌声を聴いていると、また断然とその魅力に取り憑かれていきそう。
 昭和歌謡好きには当然のこと、「愛の化石」しか知らない人にも是非聴いて欲しい逸品である。

    ◇
 
 ライナーノーツに“初回盤のジャケットは光沢の模様が浮き出る仕様らしい”と書かれているのだが、ぼくが所持している初回盤にはそのような特別仕様は施されていない。いかなる噂なのか………。




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Comment

路傍の石 says... ""
このアルバム、紙ジャケ化されたんですね。欲しいなぁ。『浅丘ルリ子・コンプリート'60sレコーディングス』も買うつもりで逃したままだったんですが、曲がダブってしまうんですね。うーむ。どうしたらいいものか。。。
2007.08.24 21:03 | URL | #3UG7ZRW. [edit]
mickmac says... ""
路傍の石さん そりゃあ絶対にコレを先に買うべきですよ。オリジナルLPがン万円するらしいですが、これもスグに無くなりまっせ(笑)。
『コンプリート'60s レコーディングス』のジャケ写は魅力ありますが、こっちのピンナップの方が………ああ、そんなことじゃないですね(笑)。
2007.08.25 00:17 | URL | #- [edit]
ヤスシ says... ""
お久しぶりです・・
タイトルに釣られて、つい来てしまいました・・(笑)
「心の裏窓」、偶然にとある映画ファンの方に
聴かせて頂いたのですが、ビート感とヴォーカルの
気だるさが絶妙にマッチした、素晴らしいナンバーだと思います。
隠れた名曲を取り上げて下さり、ありがとうございました!
2007.08.25 03:42 | URL | #/EYdllzA [edit]
mickmac says... ""
ヤスシさん こちらこそご無沙汰しております。

>タイトルに釣られて、つい来てしまいました・・(笑)
 隠れた名曲を取り上げて下さり、ありがとうございました!


日活黄金期のファンであり、ビートガールズ・ファンであるお方からの言葉に恐縮いたします。
女優さんのアルバム(LP)を買ったのはルリ子さんが初めてでした。
このアルバムの中には、当時TVドラマ『水色の季節』で共演していた寺尾聡さんの曲が2曲入っているのも注目です。
2007.08.26 00:47 | URL | #- [edit]

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宇野亜喜良宇野亜喜良(うの あきら、1934年3月13日 - )は昭和期の日本を代表するイラストレーター|挿絵画家・グラフィックデザイナーの一人。ペンなどによって描写された人物などが特徴とされる。50年代から鬼才イラストレーターとして活躍し、寺山修司の舞台、宣伝美術を