TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

書籍「映画監督 田中登の世界」



 Hotwax責任編集の書籍単行本『映画監督 田中登の世界』です。

 これまでのHotwax関連書物に比べると少し高い本だが、7時間半にもおよぶロング・インタビューの完全収録は充分に読みごたえがあり、その発言から“愛と官能の作家”と呼ばれた所以を知ることができるだろう。
 単行本はほかにも、作品に関わった俳優・スタッフのインタビューも加えた豪華な仕上がりになっています。

 田中登インタビューを4つのパートに分け、その間に宮下順子・中川梨絵・鹿沼えり・風間杜夫・高橋明・川崎軍二らのインタビューと作品レヴューを挟んだ構成は読みやすく、ぐっと、田中登の世界を味わいながら読むことができるはず。
 惜しむらくは、あまりに長いインタビューにして、傑作『人妻暴行致死事件』以後の作品を語り切っていないことか。特に『好色五人女』は、1979年のMy Best 10に入れているくらいに好きな作品で、もっと話を聞きたかったなぁ。

 フィルモグラフィは映画作品全25作を完全レヴューしており、また、全78作あるテレビ作品のデータも網羅されているといった具合に、完全ガイド本としても充実している。
 さて、「女教師 私生活」と「ピンクサロン 好色五人女」のレヴューはぼくが書かせていただいているので、よろしく。

 2007年3月にテレビ東京系で放送された『ドラマスペシャル 復讐するは我にあり』が、当初、田中監督で準備されていたことを知り驚いた。交代した猪崎宣昭監督の演出は、緊張感のあるドラマに仕上がり素晴らしかったのだが、今となれば、田中登監督の『復讐するは我にあり』を見たかったと云う想いが強くなる。
 
 
映画監督 田中登の世界
発行元:(株)ウルトラ・ヴァイヴ 
発売元:(株)シンコーミュージック
定価:2,625円(税込)

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Comment

TESSY says... ""
Amazonから今日やっと届きました。
一番にmickmacさんのレヴュー拝読いたしましたッス!!
2007.08.14 23:22 | URL | #- [edit]
mickmac says... ""
TESSYさん こんにちは。

東映フリ-クのTESSYさんにも楽しめる内容でしたでしょ?
田中監督が東映に招かれての顛末と、深作監督との話が実にリアルで面白いですね。
ロマン・ポルノもコレクションにお入れください(笑)。
2007.08.18 11:16 | URL | #- [edit]

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