TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

Hotwax vol.7



 最新号の特集は、映画が石井聰亙と『不良番長』シリーズ。音楽がカルメン・マキとジョニー大倉です。
 今回はインタビューが多く、そして、非常に読み応えがあるものばかり。

 まず巻頭特集では、石井聰亙監督のインタビューと70~80年代の7作品の紹介。その作品がインディーズであるのにも関わらず、海外でも大いなる賞賛を得ている石井聰亙の世界とは何か。彼の作品に触れたことのない人にも、面白い読み物だと思う。
 リアルタイムでは『狂い咲きサンダーロード』と『爆裂都市』の2本しか観ていないのだが(日活版『高校大パニック』は数に入れず)、石井聰亙のアーティスティックな視線が、19歳のデビューから現在まで一切の妥協もブレもなく、いまも、走り続けているのが頼もしい。

 特集2のカルメン・マキのインタビューでは、彼女がロック歌手としてバンド活動する過程の1970年に、ジョン・メイオール来日で開催された“第1回ロック・カーニバル”に出演していたことを知りびっくり。初めて体験したロック・コンサートだったけれど、全然覚えていないや。

 第3特集は、映画『不良番長』シリーズ。
 DVD-BOX発売を記念しての梅宮辰夫アニィの特別インタビューですが、その偉大なるB級映画「不良番長」は、ひとつも観たことがないので勉強させて頂きます。

 4つ目の特集はジョニー大倉のインタビューで、これに関してもあまり知識のないアーティストです。映画俳優としてはよく見ているのだが、彼の音楽を聴くことはあまりなく、キャロルにしても当時は聴いていなかった。
 
 付録のスペシャルCDは『不良番長』で、八木正夫のジャズ・フレーバーが軽快です。


    ☆

 いつものように、巻末のインフォメーションで目を惹いたものがいくつかある。

 まず発売日が決定しているものは、DVD“70's アウトロー・セレクション”として『反逆のメロディ』(原田芳雄、藤竜也)『流血の抗争』(宍戸錠、梶芽衣子)『不良少女 魔子』(夏純子)の3作品が4月16日に出る。

 同じ4月発売予定では、昨年の10月に急逝された田中登監督の単行本『映画監督 田中登』が出版される。“Hotwax vol.6”の誌上掲載では惜しくもカットされた6時間インタビューが、完全掲載されることを望みます。
 その書籍に関連して、田中登監督作品のデータや写真、出演女優のインタビューなどのメモリアルブックも発売される。

 “歌謡曲名曲名盤ガイド・シリーズ”は、いよいよ「1960年代」が刊行。

 そして、そして“ヴィジュアル・ブック・シリーズ”として『歌謡曲番外地~クィーン・オブ・ジャパニーズ・ポップス』と題して、小山ルミ、杉本エマ、大信田礼子、渥美マリ、東てるみ、安西マリア、フラワー・メグなど、70年代カルト歌謡のクィーンたちが紹介されます。連動企画でCDも発売予定らしいので、春先はガールズ・ポップが咲き乱れる~。


◆Hotwax vol.7 発行元:ウルトラ・ヴァイヴ 
         発売元:(株)シンコーミュージック
         定価:1990円(税込)

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