TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

BLUES ROCK review 02

GUV'T MULE/MULE ON EASY STREET


 HIGH & MIGHTY』をリリースしたばかりのGUV'T MULEが、早速、昨年の暮れに5枚目のライブ・アルバムを出してきた。
 2006年の10月、シアトルの“EASY STREET RECORDS”に於いておこなったプロモーション・ライブの模様で、ラインナップは新曲2曲を含む6曲と少ないが、そこはライブ・バンドだけあって、フル・アルバムに相当するくらいボリューム感はいっぱいだ。

 新曲の「Unring The Bell」でのレゲエ・サウンドに気を良くしたのか、このライブでは「Time To Confess」とオールマンズの有名曲「Soulshine」をレゲエ・ヴァージョンで演奏。これ、なかなかイカシています。


    ★

WALTER TROUT & FRIENDS/FULL CIRCLE


 80年代の中頃に、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズのギタリストとして在籍していたウォルター・トラウト。
 日本ではあまり馴染みのない名前なのだが、この最新盤“ウォルター・トラウト&フレンズ”はタイトル通り、数々のゲスト・ギタリストたちとのギター・バトルとなっている。
 全曲傑作、熱く硬派な音を聞くことができるブルース・ロックだ。

 まずは、8分以上のスローブルースから始まる。共演は、彼の師匠格であるジョン・メイオール。伸びのあるギターに師匠のハーモニカとピアノが絡みあい、いきなり虜にさせられる。
 ブルースブレイカーズでの同僚ココ・モントーヤとのギター・ユニゾンや掛け合い、若手N0.1のジョー・ボナマッサとのバトルは聞き応え十分。ジョニー・ウィンターを彷佛とし人気のあるエリック・サーディスとは、アコギとドブロで共演だ。
 ほかには、盲目のギタリスト・ジョン・ヒーリィ、ルーサー・アリソンの息子バーナード・アリソンなど、とにかく豪華なゲストの名に惹かれるものがあると思う。

01. SHE TAKES MORE THAN SHE GIVES  Featuring John Mayall
02. WORKIN' OVERTIME  Featuring Jeff Healey
03. FIREHOUSE MAMA  Featuring Eric Sardinas
04. WHO'S LISTENIN' IN  Featuring Coco Montoya
05. SLAP HAPPY  Featuring Junior Watson
06. WRAPPED AROUND YOUR FINGER  Featuring Guitar Shorty
07. A BUSY MAN  Featuring James Harman
08. HIGHWAY SONG  Featuring John Mayall
09. WHEN WILL IT EVER CHANGE  Featuring Bernard Allison
10. CAN'T HELP FALLING APART  Featuring Finis Tasby 
11. AFTER HOURS  Featuring Deacon Jones 
12. CLOUDS ON THE HORIZON  Featuring Joe Bonamassa
13. FULL CIRCLE  as told by Larry Keene


    ★

TRACY CONOVER/Live at the Cactus Moon


 1年ちょっと前に紹介したコンピレーション・アルバム『BLUES GUITAR WOMEN』において、フレディ・キングの「Goin' Down」で注目を得たトレイシー・コノーヴァー。
 その収録曲の入ったライヴ盤がこれです。
 テキサス出身の彼女は、硬派なギター・プレイとソウルフルな歌声が魅力で、1曲目のロック・ナンバーでの張りのある声に惹かれる。
 R&Bのスロー・バラードを挟みながらギター・インストゥルメンタル・ナンバーが3曲もあり、彼女のギター・テクニックも堪能できるから聞き逃せない。


    ★

TRACY CONOVER/Retrospective 1991-2006


 トレイシー・コノーヴァーの最新盤で初のスタジオ盤。ライヴ活動を主にしてきたトレイシーが、これまでに録音し溜めてきた曲を集めたベスト盤となっている。
 録音年代がさまざまなので初々しい感じのものもあるが、やはりヴォーカルはパワフルでソウルフル。ギターはハードな音を出している。全15曲の中では、ジャズ・ナンバーやドゥ・ワップ・ナンバーも披露している。
 バック・メンバーには、テキサス在住で親交のあるダブル・トラブル(S・レイ・ヴォーンのリズム隊)が数曲に参加している。

スポンサーサイト

Comment

路傍の石 says... ""
ガヴァメント・ミュールはライヴ盤を結構リリースしてますよね。
来日公演は以前体験しているのですが、
今も長~いインタープレイをかまして変わらないんだろうな(笑)。

80年代中頃のブルース・ブレーカーズ、なかなかグッジョブで好きでした。
ウォルター・トラウト=ココ・モントーヤのコンビは抜群で、
ふたりとも開放的で伸びやか音でいいギターを弾いてましたね。
レコ、CDを何枚も聴いたし、
ココ・モントーヤのソロ・アルバムもどこかにあったはず。
この手のものはライヴで映像があるといいんですけどね(笑)。

トレイシー・コノーヴァーはまだ聴いたことないんですけど、
話をきいていますと、ヴォーカルががよさそうですね。
ブルース・カーニバル(現在はJapan Blues & Soul Carnival)で
呼んでくれたら観に行きたいですね。
2007.01.22 21:21 | URL | #3UG7ZRW. [edit]
mickmac says... ""
路傍の石さん  こんにちは。

実は所有のブルース・ブレーカーズは、デッカ~ポリドール時代と一気にココ・モントーヤまで飛んでしまうのです。だから、ウォルター・トラウトが在籍してた頃の音は所有していないのです~。

トレイシー・コノーヴァーは、1993年にアール・キングのバンド・メンバーとして来日しているそうです。
ブルース・カーニバルに参加することはありえますよ。
2007.01.23 12:34 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/281-5063a7d7