TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「10日間で男を上手にフル方法」*ドナルド・ペトリ



HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS
監督:ドナルド・ペトリ
原作:ミシェル・アレクサンダー&ジーニー・ロング
出演:ケイト・ハドソン、マシュー・マコノヒー、キャスリン・ハーン
   アニー・パリッセ

☆☆☆★ 2003/アメリカ/116分

    ◇

 ニューヨークが舞台の映画と云うだけで、内容も出演者も知らずに観た。だから、原作がアメリカでベストセラーになったなどということも知らないのだが、アメリカ人が好きな“HOW TO”をパロディにしたことが売れたのだろうな。
 
 映画は、女性雑誌社と広告代理店に勤める男女のお話に合わせ、ポップで明るくお洒落なタイトルで始まる。
 雑誌社に勤める新米ライター・アンディ(ケイト・ハドソン)は、お硬い政治ネタを熱望するがいつまでも“HOW TO”ものばかり書かされ、今月もなかなかテーマが決まらなかったのだが、ひょんなことから友人ミシェルの男との失敗談から、男性と別れたい女性のために『10日間で男を上手にフル方法』という企画を書くことになる。
 一方広告代理店に勤めるベン(マシュー・マコノヒー)は、独身生活を謳歌しながら女性を引き付けることにかけては自信満々の男。そんな彼は、上司と“10日間で恋人をつくる”という賭けで、同僚に取られかけている仕事を取り戻そうとする。
 お互いタイムリミットは10日間。そんなふたりが出会い、恋のゲームがはじまる……。

 さあ、アンディの行動は、いかに相手に嫌われる言動をするかなので、アノ手コノ手と男性に嫌われる方法を伝授してくれます。とにかく、そのネタたるものや抱腹絶倒。笑いながら、心当たりにドキッとした女性も多いかも。こういったドタバタ、好きだなぁ。
 ケイト・ハドソンがとてもキュートで可愛らしい。演技力もしっかりしていて、母親(ゴールディ・ホーン)譲りのコメディエンヌぶりをいかんなく発揮してくれる。もちろん30年前なら、絶対に、大好きなゴールディ・ホーンが演っているはずだ(笑)。

 さて、逆にベンの方は絶対に別れられない。だから、こんな女の気まぐれに振り回されながらも必死に耐えなくてはならない。この“別れてみせる”と“別れるものか”のせめぎ合いがなんとも滑稽。女性から見たら、こんなわがままも許してくれる男性は理想だろうか。男性から見たら、こんなとんでもない女の見本市でも、可愛いけりゃいいか?そんなことないわな。
 逆説的に、恋を続ける難しさを教えてくれる恋愛マニュアル。ゲームで始めた恋の顛末もラヴ・コメディらしいラストだが、爽やかでいいんじゃないでしょうか。
 ニューヨークの空気がビシバシ伝わるし、珍しいスタッテン島の風景も見ることが出来て、十分楽しめる映画です。

 ところで、タイトルの「フル方法」は「フラれる方法」なのでは? 
 これも女性の意地なのか………。

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