TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

杏真理子のアルバム、念願入手…



さだめのように川は流れる

 1971年6月にリリースされた杏 真理子唯一のLPを、ついに入手。ただし、見開きに閉じてあるはずのピンナップはなく、ジャケには2cmほどの底割れ…まぁ、安価だったので仕方のないこと。以前、買いそびれた悔しさもあるので、とりあえず即買いである。


 アルバムは、A面にオリジナル曲4曲と“ロカビリー三人ひろし”の井上ひろしと水原弘の「雨に咲く花」と「黒い花びら」、B面には杏真理子が敬愛するサルヴァトーレ・アダモの6曲が収録されている。

side A
01. さだめのように川は流れる
02. 虹
03. 夜が明ける
04. 涙の空に虹が出る
05. 雨に咲く花
06. 黒い花びら

side B
01. 雪が降る
02. 君の名を呼べば
03. 夜のメロディー
04. ブルージーンと革ジャンパー
05. 明日は月の上で
06. ヘイ・ジュテーム


 享年23の若さで(当時のプロフィールでは1951年生まれと表記されているが、現在は1949年生まれとされるので25歳が正しいのかもしれない)人生に幕を下ろした杏真理子については、既出記事『歌謡曲外伝/杏真理子』に付け加えることもないので今回はスルーするが、彼女の非凡な歌声に惚れ込んだ阿久悠にしてもメジャー歌手となることが叶わなかった運命の流転を、アルバムB面のアダモの曲群に感じずにはいられない。
 低く、暗く、重い歌声に、あらためて歌の巧さと世情の儚さに惹き込まれるのである。

 「ブルージーンと革ジャンパー」と「ヘイ・ジュテーム」は、ザ・ハプニングス・フォー解散後のクニ河内がアレンジしている。

 アルバムでしか聴くことが出来ないオリジナル曲で、英語タイトルをDay breaksと謳った「夜が明ける」は、作詞阿久悠、作曲馬飼野俊一の重厚なやさぐれ歌謡だが、1974年追悼アルバムとして再発された時には何故か外され、4枚目のシングル「地下鉄のスー」に差し替えられていた。


 さて、ここで朗報。
『杏真理子・コンプリートシングルズ+』と名打ったCDが、2017年2月22日にリリースされる。
 全シングルA/B面曲とこのアルバム収録曲の全て、初CD楽曲23曲を含んだ全24曲最新マスタリングとのこと。
なかでも、未発表曲4曲が収録されるという驚き、そして、期待…日本コロムビアさん、ありがとう!
 満を持しての杏真理子再評価…彼女の実力が陽の目を見ることに感謝である。

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Comment

路傍の石 says... ""
杏 真理子はアルバムのリリースがあったんですね。しかも未発表曲を含む日本コロムビアに残された全音源のリイシューがされるとのこと、早速予約を入れました。「さだめのように川は流れる」は阿久 悠のCD BOXと著書で知って心に引っかかる存在でしたが、その全貌を知ることができなかっただけに、これはまたとないチャンスです。情報ありがとうございます。
2017.02.12 10:38 | URL | #t50BOgd. [edit]
mickmac says... "Re: タイトルなし"
>路傍の石さん どうもです…
このCDリリースは驚きでした…アナログLPをやっと手に入れたその日に、たまたま検索にヒットした情報で、それも、未発表曲が4曲も眠っていたなんて、快挙です(笑)
彼女の歌唱力、惹かれるに違いないブツです…愉しみですね
杏真理子の全貌が知れるかと、ライナーノーツにも期待しています。

2017.02.12 23:54 | URL | #- [edit]

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