TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

MOOK本「蘇る!日活ロマンポルノ」



 去年(2016年)の11~12月頃に発刊された日活ロマンポルノのMOOK本だ。
 まず、表紙の写真が、ロマンポルノを代表する白川和子でも宮下順子でも谷ナオミでも、ましてやアイドル的存在だった美保純でもなく、80年代の作品『ブルーレイン大阪』で初主演デビューをした志水季里子というのが、彼女のファンとして嬉しい次第

 書籍としては、やはりMOOK本にした特性が活かされ、女優を中心に制作現場などのスチール写真がカラーで豊富に掲載されているし、特集を4つにわけた記事も的を射た豪華な執筆陣。団鬼六の娘・黒岩由紀子の寄稿は興味深い。

 著述家・プランナーの湯山玲子の、〝「女性も楽しめる」みたいなカギカッコはいらない〟発言や、映画音楽の役割についての辛口コメントも面白い。

 MOOK本としては女優&監督名鑑のほかに、男優、脚本家、音楽家名鑑の掲載が親切丁寧であり重宝する資料だ。
 巻末の全作品リストも、ぜんぶにコメントが付けられた労作。

 ただし、女優名鑑に「芹明香」の名前がないのは不可解…ロマンポルノの一角を支えた重要性を認識していないのだろうか?
また個人的に、「速水典子」「水原ゆう紀」「泉じゅん」の名前がないのも寂しい…

    ◇

蘇る!日活ロマンポルノ
【徳間書店】
定価 1,204円+税

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