TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

神はサイコロを降らない 第一回

 黛ヤス子(小林聡美)のモノローグからどことなく2003年の『すいか』を思わせる。ヤス子が弟の菊介(武田真治)と住んでいる家がハピネス三茶に見えたり、ともさかりえとの共演だったり、演出家が佐藤東弥だからだろうな。市川実和子はハピネス三茶の大家(市川実日子)の姉だし……(笑)。
 そんなことを思いながら見ていくと、少し毛色の違うドラマ展開になっていく。SFっぽく不思議なお話である。

 東洋航空402便が行方不明になった1996年。東大の物理学教授・加藤久彦(大杉蓮)は、10年後の2006年2月10日に時空を越えて再び帰還すると断言。この大杉蓮のキャラクターが、『バック・トゥ・ザ・フィーチャー』のドクター・ブラウンのようなハイテンションでいいなぁ。
 そして10年後、東洋航空に勤めるヤス子が38歳の誕生日を迎えた二日後に、乗員乗客を乗せた東洋航空402便が姿を現わす。
 遺族会会長の甲斐役の尾美としのりと小林聡美の“転校生コンビ”は久々の共演で、それこそ年月を感じるふたりだ。

 10年という歳月で人間はどれだけ変わってしまうのか。また、変わらずにいられるものなのか。
 自分の居場所って、そうそう簡単に見つけることはできない。探しているうちに昔の自分と違うって人に云われても、どうしようもないよな。

 10年前の亜紀(ともさかりえ)に「10年なんかに負けてんじゃねぇよ。汗をかけ、こころに汗をかけ。勝手に人生捨てんじゃねぇよ。」って、ヤンキー口調で云われるヤス子。
 普通に10年を過ごしたヤス子は反発する。「18歳から28歳の10年と、28歳から38歳の10年は違うのっ」
 10年という時間を失ったひとたちから問いかけられる、自分の10年間って何だろう。
 ヤス子側から見て、ちょっと自分を振り返ってみるドラマかもしれない。

 それぞれの乗客の成り行きも気になる次回。そして、天才ピアニスト瑠璃子役の成海璃子ちゃんにも注目。

神はサイコロを降らない  第1回(1月18日放送)
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥、南雲聖一 
原作:大石英司
出演:小林聡美、ともさかりえ、山本太郎、尾美としのり、市川実和子、成海璃子、岸部一徳、大杉蓮、高橋恵子、武田真治、明星真由実、ベンガル、大川栄子

☆☆☆★ 日本テレビ系水曜日22:00~22:54(初回~23:09)

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/150-08f7f61d