TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「九月の出来ごと」万 紀子


万紀子◆ 九月の出来ごと/燃えた秘密 1970年

 指原莉乃の写真集『スキャンダル』の一部写真を見て、このシングル・ジャケットを思い出した。
 1970年9月にリリースされた万紀子(ばん のりこ)のデビュー・シングル。
 黛ジュンや中村晃子のようなパンチの効いた歌唱で聴かせてくれる軽快なビート歌謡「九月の出来ごと」(作詞:じゅん知央、作曲:松原曽平)なのだが、言うまでもなく、購入理由はこのパンチラと透けたブラウス姿。
 指原莉乃の方がもっと大胆なのだが、当時を考えれば、この程度でもかなりインパクトあるジャケットだ。

 辺見マリなどのセクシー路線の台頭があった1970年。万紀子がこの路線ではなかったのは歌を聴けばよくわかるのだが、プロモーションとしてはエキゾチックな顔立ちも考慮してのセクシー・ジャケットだったのだろう。結果、ウエットな媚態に惹き込まれたのだから作戦的には成功。

 万紀子についての資料を見つけることが出来ないのだが、唯一、ジャケットに記載のプロフィールを見てみると(この時代のプロフィールって案外当てにできないところもあるのだが)、1951年愛媛県生まれ。17歳で単身大阪に移り住み歌とダンスのレッスンに励み、スクール・メイツとして第一線で活躍しながら、19歳でこの歌手デビューを叶えている。
 身長は163センチ。均整のとれたスタイルに、現代的なプロポーションの持ち主として高評価されていると記されている。

 B面「燃えた秘密」(作詞:佐伯とおる、作曲:森安俊行)は、安倍律子や渚ゆう子のような和テイスト歌謡曲で、高音のノビのある美しい声がとてもマッチしていて聴き応えはあるのだが、やはり歌は上手くても没個性では70年代の混沌とした歌謡界で生きてゆくことは至難…埋もれてしまった歌手のひとりであった。


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