TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「ジェラシー」*ニコラス・ローグ

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。

1982_ジェラシー
BAD TIMING
監督:ニコラス・ローグ
脚本:エール・ユドフ
撮影:トニー・リッチモンド
出演:アート・ガーファンクル、テレサ・ラッセル、ハーヴェイ・カイテル、デンホルム・エリオット

☆☆☆★ 1980年/イギリス/122分/

 初見1982年2月。
 撮影監督出身の鬼才ニコラス・ローグのミステリ仕立ての恋愛劇は、あまりに激しく狂おしい愛の嫉妬に包まれている。

 タイトル・バックにクリムトの絵画「接吻」が映し出され、そこにトム・ウェイツの「ブルースへようこそ」が流れてくる……若くて美しく、奔放なヒロインが黒のタイトスカートで登場し、そのまま、エゴン・シーレの「死と乙女」のアップに移行するオープニングだ。
 劇中ではキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」やザ・フーの「フー・アー・ユー」が効果的に使われ、ビリー・ホリディの「イッツ・ザ・セイム・オールド・ストーリー」で締めくくられる。

 現在と過去が次々とフラッシュバックを繰り返し、時間軸をバラバラにした構成に絵画と音楽が装飾され、観る者を甘美で細密な迷宮へと誘ってゆくのである。



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