TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

レコード・コレクターズ1月号



 久々にレコード・コレクターズ誌をワクワクしながら読んだ。
 姉妹誌(兄弟誌というのかな?)のニュー・ミュージック・マガジン誌(現ミュージック・マガジン誌)共々何十年と購読していても、あまり全部の記事に目を通すことはないのですが(笑)、今月号はたまたま自分の趣味の記事ばかり。隅々まで読ませていただきましたよ。

 ◆第1特集:SUGAR BABE
 山下達郎・大貫妙子が在籍、アルバムはたった1枚しか残さなかったグループです。「伝説の~」などと偉大な足跡を残したグループとして語られるのだが、73~74年当時にはそれほど騒がれたわけでもなく、達郎がインタビューで語っているように当時のSUGAR BABEの評価は低かったと思う。
 正直ぼくもあまり好みではなく、もっぱらクリエイションやウエストロード・ブルース・バンド、優歌団、上田正樹&サウス・トゥ・サウスなどブルース系の音楽ばかりを聴いていた時期。それでも、荒井由実などのバックコーラスで名前だけは見知っていた。
 しかし、現在に日本のポップ・ミュージックの道筋をつけてきたことは確かであり、Jポップファンにも興味深い特集だと思う。

 ◆第2特集:BRITISH BLUES
 大本命はこれ。以前ブルース・ロックの特集があったが、今回は絞り込んで英国のブルース事情。
 中心はやはりブルー・ホライズン・レーベルで、マイク・ヴァーノンが創りだしたこの青いレーベルの中には、白人が演奏するシカゴ・ブルースが刻み込まれていました。
 本文に、マイナー・キーの曲とスクイーズ・ギターのタメで泣かせる英国のギタリストの存在が、ブリティッシュ・ブルースの象徴だと書かれているがその通り。ピーター・グリーン、ミック・テイラー、ポール・コゾフ、スタン・ウェッブ、エリック・クラプトン、キム・シモンズ……彼らが、ブルーズの入り口にいたギタリストでした。

 そんな中でブリティッシュ・ブルースの重要カタログとして“ブリティッシュ・ロック・エクスプロージョン”シリーズが始まった。
 当然全部購入です。





 3大ブリティッシュ・ブルース・バンドと云われるフリートウッド・マックチキン・シャックサヴォイ・ブラウンの全盛期のアルバムは、待ちかねた企画。特に、チキン・シャックは日本では評価が低い。現在もヨーロッパで活動しているスタン・ウェッブの、ゴリゴリのブルーズ・ギターと叫ぶような歌声には常に熱いものを感じるのだが………。

 残念なのは、英デラム・レーベル等から発売されていたImagination LadyUnlucky BoyGoodbye Chicken Shackの3枚が発売中止になったことだ。
 現在スタン・ウェッブ名義のCDを発売しているインディゴ・レーベルからは、Unlucky Boyに4曲のボーナス曲、Goodbye Chicken Shackは81年のライヴ盤から6曲をカップリングしてリリースしているのだから、何とかならなかったのだろうか………契約の問題か………惜しいなぁ。

  ☆      ☆      ☆    

 あと注目は、『村八分ボックス』のレヴューと『昭和元禄トーキョーガレージ』の記事だろうか。



 『村八分ボックス』は、なんと云っても動くチャー坊に感激!
 30数年を経て、たとえ20分ほどでもこの映像は強烈だ。今までサイレントの短い映像だったのがアフレコとはいえ音入りの、それもカラー映像まで発掘されているのだから凄い。
 スタジオ・セッションと唯一の公式アルバム『ライヴ』(アナログ完全復刻盤は被せ帯付き!)以外は、カセットなどのオーディエンス録音なのでファン以外の人には辛い音質だが、ロックンロールが不良少年のものとして生きていた時代の生々しい音楽にはブッ飛ぶはず。

 『昭和元禄トーキョーガレージ』はとても興味が湧く企画。大手レコード会社7社から、60年代後半から70年代前半の日本のロック(歌謡曲とロックの狭間)を集大成したものだ。いわゆるB級音盤だが涎ものです。

  ☆      ☆      ☆    

《今月購入予定のCD》
 ◆パティ・スミス『ホーセス・レガシー・エディション
 ◆ジャニス・ジョプリン『Box of PEARLS
  紙ジャケ・オリジナル4作品+ボーナスディスクの5枚組
 ◆ブルース・スプリングスティーン『明日なき暴走BOX
 ◆ブルース・プロジェクト『カフェ・ア・ゴー・ゴー』(w/ボーナス曲)
 あと『昭和元禄トーキョーガレージ』の中から何枚か購入をしようかな………


スポンサーサイト

Comment

路傍の石 says... ""
お、レココレ買ってなかった。今日買いに行かなくちゃ。ついでにシュガー・ベイブのリニューアル盤も買おうっと。
ブリティッシュ・ブルースは拙も以前ずいぶんハマりました。一番好きなのは初期マックのピーター・グリーンかな。黒人ブルースから逸脱した独自の音世界を築いたのはさすが。冬の空を突き抜けていくような音世界は神にも似た崇高さを感じさせます。チキン・シャック、サヴォイ・ブラウンは今ではちょっと時代がかってるでしょうか。
『村八分ボックス』と『昭和元禄トーキョーガレージ』は断念せざるを得ない状況。ボーナスもなく正月が迎えられるか分からないほど困窮してますもので(笑)。
2005.12.15 12:52 | URL | #3UG7ZRW. [edit]
mickmac says... ">路傍の石さん"
いつもは氏がブログ紹介されているのに今回お忘れになっているのかと思い、先に取り上げてしまいました(笑)。
こんどゆっくりとSUGAR BABEのレヴューを読ませてください。

ピーター・グリーンは、マックを脱退した後のソロアルバムの評価が低いですが、天空駆けるギター音は健在と思っていました。
キム・シモンズは12~3年ほど前にシカゴに遊びに行ったとき、ライヴハウスに出演しているのを1日違いで見損なった残念な思いがあります。
チキン・シャックとサヴォイ・ブラウン、確かに時代がかっています~(笑)。

ジャニスの紙ジャケBOXは、おマケのCDがなければ無視するところなのですが………迷っています。
年末だというのに、ぼくもスッカラカンです~笑。
2005.12.15 15:44 | URL | #kuX..F9k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/130-5ebe0bc0