TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「Think! Pink!」アン・ルイス


Think! Pink!

 本作は、1978年9月にリリースされたアン・ルイスの7枚目のオリジナル・アルバム。

 1971年『白い週末』でデビューしたアン・ルイスは、1974年6枚目のシングル『グッド・バイ・マイ・ラブ』のヒットで一躍アイドル歌手の仲間入りをしたのだが、いつまでも可愛い子ちゃんの清純歌謡路線では居心地が悪かったのであろう、1977年の『甘い予感』(作詞・作曲松任谷由実)レコーディング時のユーミンらの姿を見て自分自身をプロデュースすることに憧れ、「自分の好きな音楽を演りたい」と思うようになったようだ。

 1978年5月、まずは路線変更第1弾シングルとして、アンが大ファンのジュリーのサポーター加瀬邦彦が作詞作曲した「女はそれを我慢できない」をリリース。これが大ヒットし、つづく第2弾「女にスジは通らない」も何の抵抗もなく大衆に受け入れられた。

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 そして9月、〝アン・ルイス withアニーズ・バンド〟としてシングル2曲を含んだアルバム『Think! Pink!』をリリース。
 アルバムのプロデュースは加瀬邦彦で、アレンジには加瀬のほか佐藤準や後藤次利らがサポートしている。
 オープニングはディスコ風にはじまり、ロック歌謡のほかオールド・タイム・ジャズからバラッド、湘南サウンド風ありのゴキゲンなアルバム。ただし、アーティストとして、ロック・シンガーとして、80年代を代表する「ラ・セゾン」「六本木心中」「あゝ無情」など歌謡曲にロックを内包したアン・ルイス独特の歌謡ロックの名曲誕生には、もう少し先の話となる。

SIDE A
01. シンクピンク![instrumental] (作曲:佐藤準)
02. 女はそれを我慢できない (作詞/作曲:加瀬邦彦)
03. 女の顔にスリルが走る (作詞:小林和子/作曲:加瀬邦彦)
04. もう少し (作詞/作曲:岡本一生)
05. 約束 (作詞:竜真知子/作曲:林哲司)
06. チープなうわさ (作詞:Anny Lewis/作曲:加瀬邦彦)

SIDE B
01. “ごめんね”と云わせて (作詞:小林和子/作曲:加瀬邦彦)
02. 湘南の男たち (作詞:喜多条忠/作曲:加瀬邦彦)
03. プリーズ・テル・ミー (作詞:Tommy Snyder/作曲:後藤次利)
04. 光る渚 (作詞/作曲:岡本一生)
05. 女にスジは通らない (作詞:伊藤アキラ/作曲:加瀬邦彦)
06. シンクピンク![instrumental] (作曲:佐藤準)

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 シングル“女”シリーズをコンセプトにしたアルバムのジャケット・デザインは、特に、裏面はもろストーンズの『女たち(Some Girls)』(’78)のパクリ………まぁ、これもご愛嬌。

[ANN LEWIS]
★PINK PUSSYCAT★
★HEAVY MOON★

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