TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

杉村春子・悪女の一生

 ドラマ“女の一代記”の最終話は『悪女の一生・芝居と結婚した女優/杉村春子の生涯』。
 米倉涼子の熱演で、全3話のなかで(第1話は『瀬戸内寂聴・出家とは生きながら死ぬこと』宮沢りえ主演)一番見応えがあった。
 第1話の瀬戸内寂聴が惚れっぽい女なら、この杉村春子は情熱の女だったのだろう。その情熱が男に対してよりも芸に対して大きな比重になったことと、3人の男が同じ病気で亡くなったことが“悪女”と云われる所以なのだろうが、実は、一番最初の男性への壮絶な想いが“芸”への強い想いになったことは明白だ。
 その最初の男が残してくれたスクラップを見つけ、慟哭するところの米倉の演技は鬼気迫るものがあった。
 それにしても米倉涼子の着物姿の粋さ。立ち姿といい、目の配り方といい、杉村春子が乗り移ったかのような身のこなし。大女優としての貫禄が備わってきたかのようだ。
 次回連ドラの『けものみち』への期待が大いに膨らんできた。

 ところで、杉村春子さんのドラマは日曜東芝劇場でよく拝見していた。たしか70年代、杉村春子さんと奈良岡朋子さんともうひと方(池内淳子さんだったろうか?記憶が戻らない)の三人の女優による、芸子が主人公だったシリーズがあったのだが、タイトルを思い出せない。
 う~ん、思い出せないと気持ちわるいなぁ…………。

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Comment

シリウス says... "「女の一代記」杉村春子編"
3夜連続の「女の一代記」の第1回目は大阪を離れていたので、観ることはできませんでした。
この「杉村春子編」は米倉涼子の演技がすばらしく、このドラマの質を高めていました。
彼女は身長もあり、キモノ姿での容姿・立ち居振る舞いは若手女優の中で群を抜いています。
彼女はまだ30歳ですが、一流の女優の域に達しつつありますね。
ドラマの中味に触れませんが、見ごたえのあるドラマでした。
来年の「けものみち」は期待大です。

杉村春子は昔から映画・テレビでよく観ていましたが、いつも理想的なキモノ姿で登場していましたね。
キモノ姿の艶やかさ・立ち居振る舞い どれをとってもすばらしい着こなしをする女優です。役柄は汚れ役を含めて万能の演技ができる新劇出身の女優です。
個人的には、彼女の口跡が好きですね。
(べらんめい口調も上品なもの言いも)
彼女のようなタイプの女優はもうでてこないのではないですか。
キモノ姿の容姿・演技・口跡が、実に味のある女優でした。

70年代の東芝日曜劇場は「おんなの家」のことではないですか?
3人姉妹の炉端焼き屋でもう1人は山岡久乃さんですね。15回ほど続きましたが。
(芸子が主人公では、これではないですね)

余談になりますが、
このドラマで登場した森本薫の「華々しき一族」は1953年東宝で「愛人」という題名で映画化されました。大昔に観ています。
製作は藤本真澄、音楽・黛敏郎、出演・越路吹雪、岡田マリコ、有馬稲子、三国連太郎、伊藤雄之助など。
これは再映画化されたかもしれません。
2005.11.28 13:12 | URL | #6cov1DqI [edit]
mickmac says... ">シリウスさん"
>杉村春子の口跡が好きですね。(べらんめい口調も上品なもの言いも)

べらんめい口調は印象に残っています。
だから、てっきり江戸っ子なのかと思っていました。広島出身だったのですね。
ドラマの中で懸命に訛や言葉づかいを練習するところがありましたが、血を肉に変えた努力と鍛錬なのでしょう。まさしく舞台女優でした。

東芝日曜劇場の件、ありがとうございました。
思いだせなかった作品名は、シリウスさんの云われる『おんなの家』のことでした。
ぼくの記憶のなかでは
平岩弓枝の『下町の女』の、娘・吉永小百合と元芸者の母・杉村春子
同じく平岩弓枝の『女と味噌汁』の池内淳子、山岡久乃らの芸者
そして橋田壽賀子の『おんなの家』の三姉妹。
この3作品が一緒くたになっていたようです(笑)。

東宝の『愛人』ですか……全然知りません(笑)。
森本薫に藤本真澄、黛敏郎、越路吹雪……2作品がリンクしていますね。

2005.11.29 00:30 | URL | #- [edit]
シリウス says... "「女の一代記」視聴率"
ご存知だと思いますが、
きのうのサイト・ZAKZAKの芸能版で、「女の一代記」3作品の平均視聴率が18%の高視聴率を記録していたと書かれていました。

宮沢リエ(32)の第1夜「瀬戸内寂聴」が18.5%。
天海祐希(38)の第2夜「越路吹雪」が19.8%。
米倉涼子(30)の最終夜「杉村春子」が15.9%。
フジテレビ側は「今後シリーズを進めていく上で弾みがついた」と、第二弾製作に意欲をみせている。

第1夜は観れなかったのですが、最終夜の米倉涼子の「杉村春子」が、一番低い視聴率だったのが意外であった。
一般的には、最終夜が最も注目される女優が出演して、このシリーズの最終の華を飾って終わるものだと思っていますが。(視聴率が思ったほどアップしなかった)
宮沢リエ、天海祐希、米倉涼子の3人は、最近注目度が高くある程度以上の視聴率が稼げる、今旬の女優だと思っています。

個人的には、最終夜の「杉村春子」に一番期待していた。(彼女のことが3人の中で一番わかっているので)
この「女一代記」は全ての面で成功したシリーズだと思っています。
2005.12.01 12:55 | URL | #6cov1DqI [edit]

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