TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「女優たち」*イ・ジェヨン


ACTRESSES
監督:イ・ジェヨン
脚本:イ・ジェヨン、ユン・ヨジョン、イ・ミスク、コ・ヒョンジョン、チェ・ジウ、キム・ミニ、キム・オクビン
出演:ユン・ヨジョン、イ・ミスク、コ・ヒョンジョン、チェ・ジウ、キム・ミニ、キム・オクビン

☆☆☆ 2009年/韓国/104分

    ◇

 クリスマス・イヴ……ファッション誌[ヴォーグ]の特集グラビア撮影のために、韓国を代表する20代から60代の女優たち6人が一堂に会した。
 さて、常にスポットライトを独り占めしてきた女優たちに、何が起きるのか。

 慣れないグラビア撮影にスタジオに早めに到着するユン・ヨジョンは、誰かの代役ではないかと疑念を持ち、若いスタッフからの扱いに自分の居場所に困る。
 そんなユジョンから「早く来て」と電話をもらうコ・ヒョンジョンは、愛想がよいだけでなかなか現場に出向かない。
 自分で愛車を運転しながら悠然とやって来るのはイ・ミスク。
 オートバイで颯爽とやってくるのはスタイル抜群の若手キム・ミニで、地下の駐車場のワゴン車内でビビりまくっているのがキム・オクビンだ。
 日本で大人気の最中のチェ・ジウは、連日の忙しさに顔のむくみを気にして撮影を断りたい気分。一番遅くに到着することで、皆から厳しい目を向けられる。

 60代のユン・ヨジョン、50代のイ・ミスク、40代間近のコ・ヒョンジョン、30代のチェ・ジウ、20代後半のキム・ミニ、20代前半のキム・オクビン。この6人の女優たちが、本人の役として自分自身を演じている。
 また、終盤に6人がドンペリを呑みながら韓国における女優の立場や、離婚の話など自分の名前をかけて私生活を晒す展開となっているので、6人の女優たちの名前が共同脚本として載っている。

 同世代は互いを牽制し、若手はベテランと互角に対決しようと遠慮がない。その場が緊張感で膨らみ、会話は整形の話や人気への嫉妬心、偏見など際どいまでに一触即発状態がつづくが、これは一種のモキュメンタリー(フィクションを元に作るドキュメンタリー風表現方法)であり、あくまで映画だ。だから、サスペンスにもなったり、日本の韓流ブームを皮肉ったりするところなどはコメディとして笑える。

 韓流ドラマは観たことがなく、韓国映画もごく限られたものしか観ないので、ここに登場する6人の女優の作品は観たことがないのだが、本人たちを知らなくても、6人のどこまでが現実でどこからが演技なのかを探りながら観ていた。

 コ・ヒョンジョンは初対面のチェ・ジウに対して、韓流ブームで人気が高かったことをかなり意識して本気で怒らせようと演じていたというが、それに対してのチェ・ジウの反応が鋭く、また、女優みんなの赤裸々な想いは切ない。

 キム・オクビンは可愛くあって、イ・ミスクは姐御肌…

 総じて、女優は麗しくあれ……

Actresses_6_ps.jpg




スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/1193-72c492f0