TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「熊ん蜂」山内えみこ


山内えみこ◆ 熊ん蜂/おんな虫 1974年

 1974年8月にリリースされた女優・山内えみこのデビュー・シングルで、A/B面とも作詞:ちあき哲也、作曲:高田弘。

  ♪ぬいちゃいや甘い針  こんな倖せはじめてよ  お返しさせてネ…

 東映の女優ということでやさぐれた歌謡曲かと思いきや、歌詞はきわどいけれどアイドル・ポップス。それも、女優の歌ではない歌唱で聴かせてくれるので、この後本格的に歌手活動を始めるのも納得できるのである。

 さて、北海道の高校を卒業後にスカウトされ上京した山内えみこは、TVの深夜番組のカヴァーガールから芸能活動を始め、20歳のとき東映『ネオンくらげ』(’73/監督:内藤誠)で主演映画デビュー。
 身長164cmのグラマラスなボディ(当時のキネマ旬報には太めのグラマーなどと辛辣な形容)で果敢とヌードを披露し、梶芽衣子のような眼ぢからを持った女優として認識していた。
 大映〝軟体動物シリーズ〟のようなタイトルとコンセプトは東映が第2の渥美マリを狙ったのかもしれないが、〝くらげ〟は2作しか続かなかった。三上寛が主題歌を歌う『ネオンくらげ』、ぜひともDVD化を望むもの。

 デビュー後つづけて『番格ロック』(監督:内藤誠、音楽:キャロル)と『ネオンくらげ 新宿花電車』(監督:山口和彦)に主演し、翌74年は多岐川裕美のデビュー作『聖獣学園』(監督:鈴木則文)で準主役として大役をつとめた。映画は不入りだったが、彼女の受けがよかったのだろう、レコード・デビューを果たしたのがこの曲である。

 捨て鉢、やさぐれた雰囲気はまだ見られないが、眼光に鋭さが宿っているジャケットが素晴らしいのである。

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://teaforone.blog4.fc2.com/tb.php/1148-851b6fd7