TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「女の学校」大信田礼子



 本文は、過去に掲載した作品紹介を一部加筆修正したものです。

SCHOOL OF MAIDENS/YOUR GIRL
大信田礼子◆ 女の学校/あなたの女 1970年

 大信田礼子のデビュー曲で、なかにし礼の作詞、作曲は鈴木邦彦。

 集英社「セブンティーン」が主催の『ミス10代女王コンテスト世界大会』で優勝した経歴が誇るスタイルの良さからスカウトされ、東映から女優デビューした大信田礼子をはじめて見たのは1968年頃、日曜夜8時に放送されていたTV時代劇『旅がらすくれないお仙』での女スリのお銀役だった。ホットパンツから伸びた健康的な肢体で世の少年たちを魅了していたはず。
 ブレイクするのは東京12chのドラマ『プレイガール』。70年代ファッションであるパンタロン、ミニスカート、ホットパンツ姿でのアクションが目玉だった人気ドラマのレギュラーとして、パンチラでお色気を振りまいていた。

 そして、人気絶頂期の歌手デビューとともに、映画『ずべ公番長シリーズ』の主役を務めた。
 1970年、日活の『野良猫ロック』や大映の『高校生番長』に遅れまいと東映も参画してきたこのシリーズは、「夢は夜ひらく」「ざんげの値打ちもない」「東京流れ者」といったサブタイトルを付けた歌謡映画的テイストがあったり、健康優良な不良少女たちが色鮮やかなミニスカートやマキシコートをまといながら華麗なアクションを繰り広げるのが名物だった。
 
 歌手としての大信田礼子には『同棲時代』という大ヒット曲があり、また、ジャケットがセクシーな『女はそれをがまんできない』『ノックは無用』もそれなりにヒットしたのだが、このデビュー曲のビート感とチャームな歌声も忘れてはならない。
 決して歌唱力があるとは言えないが、危なかっしく甘えたようにみせる拙さが武器なのだ。
 なかにし礼の詞には、女が主導権を握る自己のしたたかさがあり、大信田礼子のくぐもった声の中にそれを感じることができる逸品である。


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