TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「ローリング・サンダー」*ジョン・フリン監督作品

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するのみです。

1978_ローリングサンダー
ROLLING THUNDER
監督:ジョン・フリン
脚本:ポール・シュレイダー、ヘイウッド・グールド 
撮影:ジョーダン・クローネンウェス
音楽:ハリー・デ・ヴォーゾン
出演:ウィリアム・ディペイン、トミー・リー・ジョーンズ、リンダ・ヘインズ

☆☆☆★ 1977年/アメリカ/95分


 初見1978年5月。
 『タクシー・ドライバー』を書いたポール・シュレイダーの第4作目で、これもベトナム帰還兵を主人公に、当時の病めるアメリカの現状を映し出したヴァイオレンス映画の傑作。

 ベトナムでの長い捕虜生活の末に故郷に戻ってきた主人公は、妻から彼のいない間に不倫をしていたことを打ち明けられるも、過酷な拷問での苦痛の記憶に神経も身体もぼろぼろの状態の彼にはそれに対応する気力も残っていない。
 感情というものを一切失った虚無な日々を過ごすなか、ある日暴漢が家に侵入。妻子を殺され、彼自身も右手首を失う大怪我を負う。一命を取り留めた彼は義手を付け、かつての相棒(トミー・リー・ジョーンズ)と復讐のために暴漢を追ってメキシコへ向う。

 生きて戻ってきたベトナム帰還兵が「死に場所」を求めて暴漢たちの巣窟へ殴り込んでゆくラストは、銃撃戦に笑みを浮かべ生き生きとしてゆく主人公たちの心情が突き刺さってくる。

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