TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

【天使のはらわた】にこころ馳せ~ツイートまとめ

 『ヌードの夜』Blu-ray BOXを少しまえに購入した。
 初Blu-ray化となる『ヌードの夜』とpart2の『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』〈ディレクターズ・カット版〉をBOX化したものだが、当初は、わざわざ買い直しをする財力も惜しく見送る考えだったのだが、特製ブックレット(15頁にわたる石井隆インタヴュー、『ヌードの夜』自筆ポスター案・撮影現場写真・余貴美子と竹中直人へのFAXの写し)への魅力には勝てなかった。

 そして何よりも石井隆ファンにとって、昨今の曽根中生氏の世迷言への困惑と真相を語ってくれた貴重なインタヴューを見過ごすわけにはいかなかった。

 『ヌードの夜』再見というよりも『天使のはらわた』シリーズを考え直す日々のなか、以下、ツイートのまとめを残しておこう。

    ◇

『天使のはらわた 赤い教室』(’79)
脚本からシーンを大胆に入れ替えた曽根中生

『天使のはらわた 名美』(’79)
脚本通りに撮った田中登

『天使のはらわた 赤い淫画』(’81)
上層部の意向でラストシーンを変えられた池田敏春


『天使のはらわた 赤い教室』
脚本第二稿の冒頭は劇画【緋の奈落】(’76)引用の川原シーン…
撮影初日に順撮りの如く進められた節がありながら
完成作品は大きくシーンが入れ替わる…
そのため
村木の行動や台詞に齟齬が生まれた

『天使のはらわた 赤い教室』後半
バー〝ブルー〟の名美とマー坊
ヒモのマー坊の過去を透かし見えるシーンは
劇画【街の底で】(’76)からの引用だが
石井隆の脚本第二稿にはない
ロマン・ポルノという大きな枠のなかで
石井隆が描きたかった世界と
曽根中生の思惑は大きな差異をもっていた

しかし
現実に我々が目撃した石井vs曽根の堕し子は
80年代を前にして誕生した
誉れ高き名作と語り継いでいいのだろう…

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Comment

トウジロ says... "むずかしいですね"
mickmacさん
語り継いで、いいのかなあ。
あれこれをのたのた思案している最中です。
むずかしいなあ。
2014.06.02 10:44 | URL | #SFo5/nok [edit]
mickmac says... "Re: むずかしいですね"
>トウジロさん
ドーモです

トウジロさんの連載を読んでいて触発されたのですよ(笑)
ただし
ぼくの言及はココまでです

曽根発言と石井氏の困窮はさておき
ロマン・ポルノとして
アナーキーな日本映画として
その評価は変わらないです

それを踏まえて
石井隆氏の描きたかったものが何だったのか
それを探るのもファンとして道理でしょう

妄想であろうと ぼくは知りたいですよ


2014.06.03 00:05 | URL | #- [edit]

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