TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

宇崎竜童、弾き語り「Just Guitar Just Vocal~Cry」

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Just Guitar Just Vocal~Cry/宇崎竜童

 音楽活動40thアニバーサリーとして御堂筋ブルースバンドとバンド活動をし、2枚のアルバム(「NOTHING BUT a BLUES BAND」「海賊盤 II BEAT of SOUL」)をリリースしてきた宇崎竜童が、初の弾き語りアルバムをリリースした。
 赤坂のプライベートスタジオにて約1年かけて録音した多くの楽曲を、初のプロデュースを任された阿木燿子が取捨選択した珠玉のヴォーカル集となっている。渋いアルバムである。
 先の2枚のアルバムが通販とライヴ会場での手売りだったのに対し、今回から大手CDショップでも手に入るようになり、価格も税込2000円と低価格になったのは朗報であろう。

 さて、ライヴハウスで聴いているような弾き語りはダウン・タウン・ブギウギ・バンドのセルフカヴァーナンバーとしてお馴染みの「裏切者の旅」「あゝブルース」「涙のシークレット・ラヴ」に加え、今回は「昼顔の朝」「 恋のかけら」をアコースティックギターでしっとりと歌い上げる。
 
 詩人で初代「週刊少年ジャンプ」編集長の長野規(ただす)の作詞で、宇崎竜童&R. U. コネクション with 井上堯之のベストアルバム『CHOICE』(’97)に収録の「風葬」や、伊集院静の作詞で同じく宇崎竜童&R. U. コネクション with 井上堯之の『SAY NO』(’98)に収録されている「FINGER」、竜童組の「永遠にTOO LATE」、岩城滉一/世良公則とのユニット〈GENTLE3〉で発表した「誰も居ない八月」など、いままでにない耳新しい選曲もうれしい。

 他アーティストに提供した楽曲としては、ジョー山中の「ララバイ・オブ・ユー」、大西ユカリの「このままあなたと」、内田裕也の「ONE NIGHTララバイ」のR&Bありロッカ・バラッドあり……そして聴きどころは、藤圭子のヒット曲「面影平野」。
 竜童歌謡の大傑作「面影平野」と、つづく「道行華」(映画『曽根崎心中』主題歌)の流れは、まさに漆黒のブルーズであり“怨歌”の道筋……絞り出すように歌う竜童節に聴き惚れてしまう。

    ◇

01. 裏切者の旅
02. 恋のかけら
03. FINGER
04. あゝブルース
05. ララバイ・オブ・ユー
06. このままあなたと
07. ONE NIGHTララバイ
08. 風葬
09. 誰も居ない八月
10. 涙のシークレット・ラヴ 11. 昼顔の朝
12. 永遠にTOO LATE
13. ハッシャバイ・シーガル
BONUS TRACK
14. 面影平野
15. 道行華

 宇崎竜童の公式サイトには、次回予告として7月発売の「NOTHING BUT a BLUES BAND II」が告知がされている。
 なかでも「煉獄のブルース」の再録が愉しみだ。


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