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TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「チープ・スリル」50周年記念エディション


Big Brother & The Holding Co. / SEX,DOPE & CHEAP THRILLS

 27歳の若さで亡くなったジャニス・ジョプリン…伝説のシンガーと言われるのも、活動期間が3年に満たないなかで疾風の如く駆け抜け残していったアルバムとステージ記録が、いまだに強烈な印象を我々に与え続ける存在になっているからだ。

 ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのバンドの一員として残した初期のアルバムの2枚目『CHEAP THRILLS』は、1968年に発足したばかりのCBS・ソニーレコードのROCKアルバムとして最初の日本リリースだったはず(洋楽としての第1回新譜はサイモン&ガーファンクル)。

 本作は「チープ・スリル」セッションから大量の未発表音源をまとめた50周年記念エディション(2CD)。
 当時『CHEAP THRILLS』はフィルモアでの実況録音盤とされていた(ジャケのオモテにしっかり書かれていた)が、実は擬似ライヴにアレンジされたスタジオ録音だったことは周知のとおり、これまでもアウトテイクが発表されてきたが、今回は収録の30曲中25曲が初出音源で、29曲のスタジオ・セッションと「ボール&チェーン」のみ1968年4月12日のサンフランシスコ・ウィンターランドでのライヴという豪華さ。

 Disc1からオリジナル盤通りの曲順ながらすべて別テイクということで、新たな『CHEAP THRILLS』として聴き応えは十分だ。もちろん、アウトテイク集だから未完成テイクもあるが、生き急いでいるかのように激しいジャニスの歌唱は見事に聴くものの心を掴んでゆく。
 
 当時は過激だった“セックス”“ドラッグ”の言葉、レコード会社が却下した幻のオリジナル・タイトル「SEX,DOPE & CHEAP THRILLS」を表記したネオ・チープ・スリルだが、カバーアートとしてはインパクトあるコミック作家ロバート・クラム(フリッツ・ザ・キャットが有名)のオリジナル盤の方が、思い入れもあるしやっぱり好きだな…

 日本盤の半額以下で輸入盤の方を買ったのだが、グレース・スリック(ジェファーソン・エアプレイン)のライナー訳だけは読みたかったかな…

Disc 1
01. Combination Of The Two (Take 3)
02. I Need A Man To Love (Take 4)
03. Summertime (Take 2) *
04. Piece Of My Heart (Take 6)
05. Harry (Take 10)
06. Turtle Blues (Take 4)
07. Oh, Sweet Mary
08. Ball And Chain (live, The Winterland Ballroom, April 12, 1968)
09. Roadblock (Take 1) *
10. Catch Me Daddy (Take 1)
11. It's A Deal (Take 1) *
12. Easy Once You Know How (Take 1) *
13. How Many Times Blues Jam
14. Farewell Song (Take 7)

Disc 2
01. Flower In The Sun (Take 3)
02. Oh Sweet Mary
03. Summertime (Take 1)
04. Piece of My Heart (Take 4)
05. Catch Me Daddy (Take 9)
06. Catch Me Daddy (Take 10)
07. I Need A Man To Love (Take 3)
08. Harry (Take 9)
09. Farewell Song (Take 4)
10. Misery'n (Takes 2 & 3)
11. Misery'n (Take 4)
12. Magic Of Love (Take 1) *
13. Turtle Blues (Take 9)
14. Turtle Blues (last verse Takes 1
15. Piece Of My Heart (Take 3)
16. Farewell Song (Take 5)
*は既発曲

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