TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

雑感:ツイートまとめ[1月]

 2014年は2日から休みなく忙しく仕事をしており、なかなか記事の更新ができないでいる。まぁ、代わりにTwitterの方に少し足跡を残しているのだが……
 1月最後の記事は、そのTwitterから少し手を加えたもので茶を濁そうと思っているのであしからず。

★浅野忠信、NHKの連続ドラマに初主演!
 作品はレイモンド・チャンドラー原作の『ロング・グッドバイ』!
 まぁ原作とは別物と考えないとね。『カーネーション』の渡辺あやさんの脚本には興味あるけど、ドラマとなればロバート・アルトマンや松田優作さんに失礼のないように……。
★ロング・グッドバイ★
★ヨコハマBJブルース★

★『明日、ママがいない』初回を見て……
 何かしら波風が立つだろうなと思っていたけど、早速、中止要請が入った愛菜ちゃんドラマ。カリカチュアした世界を、気に入らない表現だからって切り捨てるひとたち、それも差別じゃないの。悪意に満ちた大人たちの世界と対峙して、子供たちは成長してゆくって。

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 2月に[甘い鞭]ディレクターズ・ロングヴァージョンBOXが発売されるが、約25分のシーン追加やメイキングは云うに及ばず、【Amazon 限定版】BOXは劇画家石井隆の書き下ろし画と絵コンテ集が封入される。高額商品……石井マニアはつらい。
★甘い鞭★

 石井隆モノで角川映画が勢いづいている。[ヌードの夜 BOX][黒の天使 BOX(Vol.1&Vol.2)]まで連続リリースされるが、[黒天使]には購買意欲を突く20Pの原作コミックが付録だそうな。はたして書き下ろしの劇画なのか……? そんな訳ないよな。


内藤やす子_サタデークィーン
 待望の、内藤やす子紙ジャケ復刻CD「サタデークイーン」を買ってきた。歌詞カードもオリジナルを四つ折りした体裁。宇崎・阿木・内藤のライナーノーツは必読だから、嬉しいミニチュアだよ!

 タフな女の『火のこ』から、ラストソングのスロウブルーズ『F#m』まで、宇崎・阿木・内藤、奇跡のトライアングル。80年代以降、何度も歌い直しているボサメロ名曲『酔ヶ浜』はオリジナルに限る!
 山口百恵『絶対絶命』の世界と対を成す内藤やす子の『あるアングル・トライアングル』とともに名曲揃い!

 今回の初CD化はとても喜ばしいが、宇崎×阿木コンビの世界をパッキングしているのだから、ボーナス曲となるコロムビア最後のシングル曲は不要だよな。
★サタデークイーン★


TOUCH OF BREEZE
 タワーレコード限定CD、弘田三枝子の『TOUCH OF BREEZE』を購入。
 80年代特有のデジタルな音ではなく、ジャジーなアダルト・ポップスの傑作であろう。何でも歌いこなせるミコ、大好き。サザンの「MICO」へのアンサーソング「O-KAY」がボーナスとして収録されているのが嬉しい。

    ◇

 「モア」作曲のリズ・オルトラーニ氏死亡…享年87。
 小学生で観た『世界残酷物語』は、有名な「ウミガメ」シーンと主題曲「モア」だけの記憶。あまりのインパクトに他のシーンの存在を消したようだ。  

    ◇

 この冬一番面白いドラマは、テレ朝深夜ドラマの『私の嫌いな探偵』。
 つづけて二度鑑賞したほど、ドラマや映画、小説、漫画のパロディネタの氾濫に笑止。原作もギャグに満ちているらしいが、まずは剛力彩芽のコメディエンヌぶりを満喫してから……。


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 待望のマイク・ブルームフィールドBOXを聴く。
 未発表曲としてディランとの最後のステージ演奏(享年37で逝く3ヶ月前)の気迫が凄い。エレクトリック・フラッグの未発表ライヴも嬉しいが、フィルモア・ライヴの未発表曲が1曲だけというのは全然物足りない。
 映像があまり残っていないマイク・ブルームフィールド。今回の目玉は関係アーティストたちのインタビューを交えたドキュメンタリー映像だろう。これまでに見ることのなかった貴重な映像を期待。そのDVDは週末にゆっくりと鑑賞しよう……


king_11:22:63
 スティーヴン・キングの大作「11/22/63」上下巻読了。
 正月休みに読了するつもりだったのだが諸般の事情で下巻だけでひと月かかった。長いながい道のりだったが、伏線の綾が見事に集結したラストのエピソードを読み終えたときの至福感はたまらない。
 J・F・ケネディ暗殺を阻止するために時間旅行する主人公の愛とサスペンス。歴史を変えたあとには何が残されたのか……終章の思いがけない悲劇と、その後の展開に感動。
 まさか、こんなにも美しきラヴストーリーになっているとは…恐るべしキング。


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「女体」*増村保造監督作品



Vixen
監督:増村保造
脚本:増村保造、池田一朗
撮影:小林節雄
音楽:林光
出演:浅丘ルリ子、岡田英次、岸田今日子、梓英子、伊藤孝雄、川津祐介、小沢栄太郎

☆☆☆★ 1969年/大映/95分

    ◇

 浅丘ルリ子の才能に惚れ込んだ増村保造が、彼女のためにシナリオを書いた愛欲ドラマ。
 日活退社後、一時期石原プロに所属していた浅丘ルリ子の大映初出演作となる。

 あばずれだが魅力的な女……浜ミチ(浅丘ルリ子)。
 私立大学の理事長小村(小沢栄太郎)の秘書を務める石堂(岡田英次)は、ある日、小村の息子にレイプされたと訴えてきたミチの応対をする。小村と彼の妹で石堂に嫁いでいる晶江(岸田今日子)らは100万円の慰謝料を決めるが、ミチの自分に正直な態度が気に入った石堂はミチの言い値の200万円で話をつける。
 しかし翌日からミチは石堂に付きまとうようになり、困惑する石堂もいつしかミチの魅力に取り憑かれ、高級ホテルの一室で激しく愛しあうのだった。
 ミチは慰謝料でマンションを購入。その部屋に石堂は出入りするようになるが、晶江の侮辱的な態度に激しい敵意を持っていたミキは、石堂のマンションに押し掛け晶江に情事を告げて彼女を辱めた。
 ミキと別れるつもりでミキのマンションを訪ねた石堂は、そこにミチの元情夫で売れない画家の五郎(川津祐介)が入り浸っているのを知り嫉妬を覚え、ミキを棄てることができない。慰謝料目当ての五郎に、石堂は学園長から管理を任されていた裏口入学金から500万円の手切れ金を捻出する。しかし、五郎はミチと別れないばかりか、金の出所を追求すると嘯きミチのマンションに居座り、ミチを巡ってもみ合う石堂は、誤って五郎を殺してしまった。
 自首した石堂は、仮釈放後、妻を捨て、職を辞してミチとの生活を始める。そして、裏口入学金のプール口座の金を使ってミチと小さなバーを経営し始めるが、自由奔放なミチにバーのママが務まるはずもなく、店は赤字続き。
 石堂にはたった一人の身内となる妹の雪子(梓英子)がおり、雪子は兄を心配して婚約者の秋月(伊藤孝雄)と共に店を訪ねてきた。ミチは、真面目なコンピュータ技師で大学時代にラグビーをしていたというスポーツマンの秋月に心を惹かれ、その日からミチは秋月に付きまとうようになる。
 石堂はミチをとがめるが、束縛を嫌い奔放な性格のミチの行動を止めることはできない。
 ある晩、ミチは秋月を深夜ドライヴに誘い、車を暴走させて無理心中を図る。重傷を負った秋月は病院に運び込まれ、駆け付けた石堂はミチをマンションに連れ帰り、秋月を諦めるようミチに迫るが、頑なミチは逆に石堂を責め続ける。
 逆上した石堂は包丁を持ち出しミキを殺めようとするが、その姿に自らを絶望しマンションを飛び出す。
 ひとり部屋に取り残され、泥酔するミチ。
 「また素敵な男を見つければいいわ」
 よろけた足で風呂のガスホースを引っ掛け、ガス管からガスが漏出していることに気づかないまま、湯船に身を浸すミチだった………。

    ◇

  女体の激しさ! 女体の美しさ! 女体の狂おしさ! 
  浅丘ルリ子が初めて見せる愛の十二態! 

 なんともピンク映画のようなポスター惹句は、思春期だった当時のぼくには刺激的だった記憶………増村保造監督を巨匠という認識でTV放映の『兵隊やくざ』や『黒の試走車』を観ていても、『卍』や『痴人の愛』の看板に出くわしたらドキドキしていた当時。1960年代後半から大映倒産の70年代前半まで、大映はお色気映画がひしめいていた。『でんきくらげ』とか『高校生番長』とか『十代の性典』とか、通学途中にあった大映系劇場(日活ロマンポルノ専門館になってから通った劇場)の看板やポスター。
 本作で云えば「女体」の文字を「にょたい」と読んでいたから官能させられていたが、ルビ表記は「じょたい」だった。英語表記は「VIXEN」……牝ギツネ。そんな映画なのである。

 そう遠くない昔の日本の女性から新しい価値観を持った女性が生まれた時代の、鬱屈した女の孤独と、生きてゆくことへのエネルギーと破滅が描かれ、刹那に生きる女の輝きに満ちている。
 古い日本の常識や道徳をはみ出し、建前で生きている人間を吹き飛ばし、生身の人間としてありのままに生きるヴァイタリティある女を眺めることが、増村映画の愉しみであろう。

 「私は女よ。愛すること以外にやることがあって?」

 しかし現実には、こんなに身勝手で独りよがりで激しい女は男にはたまったものではないのだが、こんな女だからこそ、その魅力に嵌ると男はいつでもダメになってもいいと思う哀しい性。いや、女も男と同じか。

 「男はいいのに、女がやるとなぜいけないの?」
 男の間を浮遊するミチを咎める石堂に、ミチが声を荒げる。それはそうだ、男が許されて女が許されない道理はない。

 「おれは何もかも棄ててオスになったんだ」
 終始無表情を貫くクールな岡田英次。親友の北村和夫に吐露すると 
 「これからは増えるぞ。大都会での独り暮らし、家庭にも道徳にも縛られないミチのような女が……」
 と返す北村和夫。現代を予見する増村監督であったろうか。


 冒頭、モダンな色柄の超ミニスカートのワンピースで下着も露に、苛立ち、疼き、身もだえながら踊る浅丘ルリ子であり、テーブルをかじり出すに至っては、その凄い演出に目を奪われる。(劇中で艶かしく踊る振付けは2013年12月に亡くなったダンサーで演出家の竹巴類)
 当時の浅丘ルリ子は29歳。オープニングからラストまで、とにかくハイテンションで突っ走る。
 その姿はとても美しく、ファッショナブル。
 本作後に公開された『華やかな女豹』(’69)でのモダニズムなファッションも華やかだったが、ここでの浅丘ルリ子は、登場する全シーンにおいてコスチュームを替え、色とりどりの下着も惜しげもなく何度となく曝してくれる。(下着にシャツだけの姿を含めると15回の衣装替えである)

 1969年はTV「プレイガール」の放送が始まった年。ミニスカートでのアクションから見えるパンチラ・シーンが世の男性たちを虜にした時代。女優がパンティ丸見えも厭わないのが時勢だった。
 浅丘ルリ子の、あばらが見えるガリなスタイルがエロティックさに欠けるとも云えるが、超がつく程のミニスカートからのパンチラや、シースルーなパンタロン姿など、美しい肢体をさらす大胆さが潔く見惚れてしまう。

    ◇

 石原裕次郎や小林旭の映画世代ではないので、日活アクションでのヒロインはTVで見たものしか知らなかったが、女優浅丘ルリ子を意識して観た最初の映画は、加山雄三のハードボイルドアクション『狙撃』(’68)だったと思う。ここでも、浅丘ルリ子は半裸姿で情熱的なダンスを披露していたっけ。

 1968年から1971年辺りが、いちばん浅丘ルリ子に夢中になっていたかもしれない。
 TVドラマ『流れる雲』を見ていた。内容は覚えていないが主題歌はよく覚えており、これと前後してのドラマ『水色の季節』の主題歌も美しい歌声に魅了されていた。大ヒットした『愛の化石』もこの頃。
 「平凡パンチ」をスクラップし、シングル・レコードを買った。横尾忠則がジャケットデザインした、浅丘ルリ子芸能生活15周年記念アルバム[浅丘ルリ子のすべて 心の裏窓]はマイ・フェイバリットの1枚だ。

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★浅丘ルリ子のすべて 心の裏窓★
★狙撃*堀川弘通監督作品★


愛の組曲〜クイックシルヴァー


Quicksilver Messenger Service「Happy Trails」

 毎年、干支に合わせたロック・アルバムのジャケットを紹介してきたが、馬ジャケのロック・アルバムっていうと先に挙げたフリートウッド・マック以外にも、例えば、ボブ・シーガーの『Against the Wind』、ブライアン・フェリーの『MAMOUNA』とか、スティーヴ・ミラー・バンド、ドゥービー・ブラザーズ、クレージー・ホースとか、枚挙にいとまがない。
 と云うことで、つづけて馬のジャケットでお気に入りロックを選んでみた。
 1969年にリリースされたクイックシルヴァー・メッセンジャー・サービスの2ndアルバムにして名盤『Happy Trails』だ。

 クイックシルヴァー・メッセンジャー・サービス(QMS)は、フラワー・ムーヴメントの代表バンドとしてジェファーソン・エアプレインやグレートフル・デッドと同じくサンフランシスコを拠点に活動、1968年にデビューしたサイケデリック・ロック・バンドの雄。
 メンバーがいろいろ変動したバンドで、1968年レコード・デビュー直前にリード・ヴォーカルのディノ・ヴァレンティが麻薬不法所持で逮捕されたために、実質的リーダーがいないままに1stアルバムが制作されている。

 この2ndアルバムの録音は1968年11月。彼らの本拠地であるフィルモア・ウエストとNYのフィルモア・イーストでのライヴと、スタジオ・ライヴ1曲を加えたトリップ・ミュージックの傑作である。

Quicksilver Messenger Service「Happy Trails」
SIDE A
01 Who Do You Love(part 1)
02 When You Love
03 Where You Love
04 How You Love
05 Which Do You Love
06 Who Do You Love(part 2)


SIDE B
01 Mona
02 Maiden of the Cancer Moon
03 Calvary
04 Happy Trails



 アナログLPにおいてA面全部を費やした25分の大曲「愛の組曲」(日本盤のLPタイトルになっている)は、ボ・ディドリーのリズムに乗ったブルース・フィーリングあふれるジャム・バンドらしいインプロヴィゼーション(即興演奏)のオンパレードで、ギターのジョン・シポリナとゲイリー・ダンカンのツイン・ギター・サウンドはとても心地よく、当時のLSDでトリップするサイケデリックなライヴを体現できるサウンドである。
 B面もボ・ディドリーの「モナ」からはじまり、スパニッシュ・ギターが優美な「カルヴァリー」(スタジオ・ライヴ)まで聴き逃せない。



 ツイン・ギターの一翼を担っていたゲイリー・ダンカンは本作リリース後に脱退。
 カウボーイが女性に手を振りながら走り去る印象的なジャケットは、彼への賛辞を表しているかのようだ。
 ♪Happy trails to you until we meet again
 表題曲「Happy Trails」の歌詞にも、それは込められている。
 ダンカンはのちにメンバーに復帰し、70年代後期までグループの中心となってゆくのだが……。
 
 バンドはこの後、ジェフ・ベック・グループやローリング・ストーンズのセッションに参加していたニッキー・ホプキンスがメンバーになり、4枚目のアルバムからシングルカットされた「Fresh Air」がスマッシュヒットを記録している。


Rock'n Roll New Year 2014

あけましておめでとうございます

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Then Play On /FLEETWOOD MAC

 2014年、午年に相応しいジャケットのロック・アルバムとして、フリートウッド・マック好きとしては当然このアルバムを挙げよう。
 1969年にリリースされた4thアルバム(本国イギリスにおいて)、リプリーズ移籍第1弾のアルバム『Then Play On』。

 いつ見ても日本の花札[紅葉に鹿]をイメージしてしまう[白馬に乗った裸の青年]のジャケットは、英国人画家マックスウェル・アームフィールドの作品。
 ミック・フリートウッドのマンションのダイニングに掛かっていたものに、インスピレーションを感じ採用したらしいのだが(絵画は現在もフリートウッドが所有しているという)、版権の問題があり、UKファーストプレスは真っ黒なスリーブに白抜き文字で[FLEETWOOD MAC THEN PLAY ON]と印字されただけの、味気ないシングル・ジャケットだった。
 その後問題はクリアされ、US盤はこのアルバムデザインでリリース、UK盤もセカンドプレスから同様のジャケットになった。

 アルバム内容は、ダニー・カーワンのメロウなメロディ、ピーター・グリーンの先鋭的ギター・サウンド、ドライヴ感豊かなジャム・セッションと、聴きどころ満載の傑作である。
 ただ、それまでのブルーホライゾン時代のようなブルース色は薄れている。
 1968年春、初めてのアメリカ・ツアー時にグリーンはグレートフル・デッドのジェリー・ガルシアに出逢うことで、LSDによるトリップとフリー・ジャムに惹きこまれる。それまでのブルース一辺倒ではなく、ロックへの魅力を見つけたグリーンは、エルモア・ジェームスと古いロックンロールに傾倒しているジェレミー・スペンサーとの距離を置くために、十代のダニー・カーワンを加入させ、彼とのギター・バトルをこのアルバムで実現させている。(本作の録音にジェレミー・スペンサーは不参加)

 本作リリース後の翌1970年にアメリカ・ツアーを敢行。「ボストン・ティー・パーティ」という名ライヴを残しているが、アメリカから帰国しヨーロッパ・ツアーの途中、グリーンは質の悪いLSDを摂取したことで少しづつ精神にダメージをきたすことに…。そして5月、フリートウッド・マックを脱退。本作は、1996年に奇跡のカムバックをするまで苦難の道を歩むことになったピーター・グリーンの、フリートウッド・マック在籍最後のスタジオ録音ということになる。

 1曲目の「Coming Your Way」が日本でシングル・リリースされた時の邦題が「マイコさん」(ジャケット写真も舞妓という気の入れよう)だったのが懐かしい想い出。これはまさに空耳アワーの世界。笑わせてくれた。

 当時リリースされたアルバムは、UKオリジナル盤・US盤・日本盤において、曲目・曲数・曲順がすべて違うというファンにはやっかいなレコードで、CD時代になってもUK盤とUS盤は統一されなかった。
 2013年には紙ジャケットで日本盤CDがリリースされたが、LP時代と同じ体裁としてUS盤CD(13曲収録でLP時代は11曲)に倣ったものだったが、同じく2013年にイギリスでリリースされたリマスター盤においては、UKオリジナル盤14曲にボーナス・トラックとして英国ではシングルのみのリリースだった名曲「Oh Well」など4曲を追加した完全盤で再登場した。
 
    ◇

FLEETWOOD MAC「Then Play On」

01 Coming Your Way
02 Closing My Eyes
03 Fighting For Madge
04 When You Say
05 Show Biz Blues
06 Underway
07 One Sunny Day
08 Although The Sun Is Shining
09 Rattlesnake Shake
10 Without You
11 Searching For Madge
12 My Dream
13 Like Crying
14 Before The Beginning

[Bonus Track]
15 Oh Well _ Part 1
16 Oh Well _ Part 2
17 The Green Manalishi (With The Two Prong Crown)
18 World In Harmony