TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

昭和残唱

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 昭和歌謡はソウル・ミュージックだ!と云わんばかりの歌謡ショーを繰り広げる大西ユカリと新世界。
 久々のアルバムは、全曲昭和歌謡のカバーアルバム。
 10月5日に発売される『昭和残唱』と名打たれたラインナップが凄い。それも、1曲目から幻のハチャメチャ歌謡です。

女王蜂のフーガ 和田アキ子
マンハッタンブルース 青山ミチ
待っている女 五木ひろし
横須賀エンジェル
Hold On! I'm A Comin' サム&デイヴ
八月の濡れた砂 石川セリ
夏の日の思い出 日野てる子
釜山港へ帰れ チョー・ヨンピル 
番格ロックのテーマ キャロル
涙のかわくまで 西田佐知子
かもめ 浅川マキ
ヨイトマケの唄 丸山明宏
ざんげの値打ちもない 北原ミレイ

 女王蜂のフーガは、大原麗子主演の東映映画『三匹の牝蜂』の主題歌。EGO-WRAPPIN'のヒット曲『色彩のブルース』はこの曲からインスパイアされたとの噂のマンハッタンブルース八月の濡れた砂は、その旋律を聴くだけで映画のラストシーンが目に浮かぶほど、ぼくにとっての日本映画主題歌のNo.1の歌。釜山港へ帰れはケイ・ウンスクの歌が好きだが、誰が歌っても名曲。涙のかわくまでも、ざんげの値打ちもないも、かもめも、みんな好きな曲ばかりです。
 Hold On! I'm A Comin'はもちろん'60年代の名曲R&B。本場モンに負けへんで、と熱唱しているんでしょう。
 購入する前から興奮気味の13曲だ。

 山口百恵の『横須賀ストーリー』と平山三紀の『真夜中のエンジェル・ベイビー』を合わせたようなタイトル曲横須賀エンジェルだけが、誰の曲なのかわからない。ひょっとするとこれだけは大西ユカリのオリジナルかも………です。

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村八分の未発表ライヴ映像

 日本で最もラジカルなロック・バンドの村八分。
 
 '70年代初頭、ギタリストの山口富士夫とヴォーカルのチャー坊によって京都から生まれたこのバンドは、2年間という短い活動のなかで、アルバムがライヴ盤(2枚組)1枚しかリリースされていない伝説のバンド。'79年に再結成があったが実質の2年間のライヴ活動は、すべてが強烈に、鮮明に日本のロック史に足跡を残している。

 解散して30年近く経って、当時のライヴやスタジオでのセッションの音源が何枚か発売されるようになったが、遂に、最終ウエポンが11月21日にリリースされることになった。

 『村八分ボックス』
 唯一のアルバム「ライブ」はもちろんのこと、未発表のライヴとスタジオ・テイクを含むCD8枚組の完全限定ボックスだ。
 そして何が凄いって、+DVDとして'71・'72年の未発表ライヴ映像が収録されていること。
 プロモーションとしてライヴ映像が公開されているのでご覧あれ。

☆村八分未発表映像先行公開はこちら☆

 ヴォーカルのチャー坊とギターの浅田哲さんはもうこの世にはいない。
 20~21歳の彼等のステージを見ると、涙が出てきそうだ。




 

'74年の映画ノート#2

暗黒街のふたり ☆☆☆
仏/'73/ジョゼ・ジョバンニ監督、ジャン・ギャバン、アラン・ドロン
前科者への社会の偏見や裁判制度に言及した社会派ドラマ。

おかしなおかしな大冒険 ☆☆
仏・伊/'73/フィリップ・ド・ブロカ監督、ジャン・ポール・ベルモンド、ジャクリーン・ビセット
J・ビセットの美しさ………大笑いのコメディ。

おかしな関係/絶体絶命 ☆☆
米/'71/メルヴィル・シェイヴルソン監督、ジャック・レモン、バーバラ・ハリス
J・レモンだけで見せてくれる。

ミニミニ大作戦 ☆☆☆
英・米/'69/ピーター・コリンソン監督、マイケル・ケイン

イルカの日 ☆☆
米/'73/マイク・ニコルズ監督、ジョージ・C・スコット
SF的スリラー。

シンデレラ・リバティ ☆☆☆☆☆
米/'73/マーク・ライデル監督、ジェイムス・カーン、マーシャ・メイスン
M・メイスンがアカデミー主演女優賞を獲得した、心あたたまるロマンティックなドラマ。

'74年の映画ノート#1

シンジケート ☆
米/'73/マイケル・ウイナー監督、チャールズ・ブロンソン、マーチン・バルサム
タフガイ刑事ブロンソンだが、少し期待はずれだった。

ビッグ・ガン ☆☆☆
伊・仏/'72/ドゥッチオ・テッサリ監督、アラン・ドロン、リチャード・コンテ
一匹狼の殺し屋が妻子を殺され組織に復讐をする話なのだが、A・ドロンのクールさと存在感は凄い。フィルム・ノワールの大傑作『サムライ』('67)を彷彿とさせる。

仁義なき戦い/頂上作戦 ☆☆☆
東映/'74/深作欣二監督、菅原文太、小林旭

グライド・イン・ブルー ☆☆☆
米/'73/J.W.ガルシオ監督、ロバート・ブレイク
栄光・苦悩・挫折………アメリカン・ニューシネマに描かれる男たちは何て人間的なんだろう。話題にはならなかったけれど一見の価値あり映画。斬新な映像カットがいろいろなところに影響を与えている。監督のガルシオ氏は、シカゴやBS&Tのプロデューサーでもあり、これが初の監督作品。

燃えよドラゴン ☆☆☆
米/'73/ロバート・クラウズ監督、ブルース・リー
こんなにもひどいストーリでも、こんなに語り継がれる映画になるということは、何かを確実に変えた神話的映画なのだ。

'72~'73年の映画ノートから

 窓の外からは虫の声………すっかり涼しくなってきた。
 秋の夜長はミステリーでも読むか、しばらくぶりの映画館通いでも始めようか。

 映画館で映画をみる………こんな当たり前のことが、いつの頃からか続かなくなってきた。自由な時間を持ちたいために勤めを辞めて十数年……自由な時間は勤めているときより少なくなった。
 ビデオやDVDで手軽に見ることが出来るようになってからはなおさらだ。
 嗚呼……

 ここに学生時代から書き留めてきた映画ノートがある。
 パラパラとめくってみると何百本もの映画タイトルが連なっている。授業や仕事より映画館の中にいる方が確実に多かった70年代………
 70年代初めの封切り館の料金は前売りで700~850円。映画館は名画座へ行くことの方が多かった。封切りはなるべく試写会狙い。
 主だったものを書き記してみよう。

◆'72~'73年の日々

「真夜中のカーボーイ」*ジョン・シュレシンジャー



MIDNIGHT COWBOY
監督:ジョン・シュレシンジャー
原作:ジェイムズ・レオ・ハーリヒー
脚色:ウォルド・ソルト
音楽:ジョン・バリー
主演:ジョン・ヴォイト、ダスティン・ホフマン、シルヴィア・マイルズ

☆☆☆☆ 1969年/アメリカ/113分

    ◇

 60年代後半、貧困・差別・ドラッグ・セックスに溢れる病めるアメリカを背景に、都会の孤独とひと欠片の友情を描いたアメリカン・ニューシネマ秀作の一本。
 監督はイギリス人のジョン・シュレシンジャーで、彼の冷めた視線で描かれるものは、大国アメリカの物質万能主義が生み出した“夢”と“自由”の残骸だ。

 鍛え上げた肉体を武器に都会の金持ち女を相手に金を稼ごうと、意気揚々とテキサスからニューヨークに乗り込んできたカウボーイ姿のジョー・バック(ジョン・ヴォイト)。安ホテルを根城に女を漁るジョーだが現実は思うようにはいかず、逆に引っ掛けた女に金をせびられる始末。
 ジョーが安酒場のカウンターで出会ったラッツオ(ダスティン・ホフマン)は、小柄で足が不自由で、肺を病んでいるのに煙草を切らすことのない男だ。ラッツオ(ねずみ)というアダ名で呼ばれるのを嫌い、本名はエンリコ・サルヴァトーレ・リッツォと名乗り、イタリア系である自分に誇りを持っている。
 ふたりの最初の出会いでは、お人好しのジョーはラッツオに騙され、一文無しになりホテルを追い出され、街角に立つ男娼をすることになる。何事もうまくいかず自分を見失いそうになるジョー。

 『タクシードライバー』でも描かれていたこの42ndSt.あたりは、80年代まではポルノ・ショップが立ち並び、ドラッグのディーラーや売春婦(男娼)が横行するもっとも危険な地域で有名だった。1976年に初めてニューヨークに行ったとき、恐いもの知らずでこの辺りを歩いたことを思い出す。
 この映画の当時もまさに退廃的で欲望の街として、病めるアメリカの象徴なのだ。

 ある日ラッツオを見つけたジョーだが、目の前にいたのは以前のようにパリッとスーツを着込んだラッツオではなく、ドブねずみのように薄汚れた姿のラッツオだった。行くあてのないジョーはラッツオの住まいに転がり込むのだが、そこは取り壊し寸前の廃墟の一室。部屋にはフロリダの観光ポスターが貼られている。それは、陽の光が降り注ぐ中での新生活を夢見るラッツオの唯一の夢だったが、その日の暮らしにも困る、それがふたりの現実だった。失望の連続のふたりだが、孤独の風穴を埋め合いながらも、生きる目的だけは持ちつづけている。

 テキサスの田舎町から希望を持って出てきた若者が、ニューヨークという大都会の中で歪んだ現実に打ちのめされ、そして味わう挫折と孤独。彼が唯一得たものは、病んだ都会の象徴とも云える小男ラッツオとの奇妙な友情だけだ。
 ふたりが薄汚れた今の世界から脱出するために残されたものが、太陽がサンサンと降り注ぐフロリダへの脱出というのが、なんとも皮肉だ。
 ジョーが体験した世界には、現実への怒りがあっても世の中への絶望はない。この映画の一番大事なところは、生きていくための心の問題は、ひとへのいたわりだということを教えてくれることだ。

 容態が急激に悪化してきたラッツオ。金がいる。ジョーは街で重役風の男を誘い、金を奪う。ラッツオを抱えフロリダ行のバスに乗り込むジョー。走りつづけるバスの中で静かに泣き出すラッツオ。
 「……漏らしちまった。身体が動きやしない……。」
 フロリダを夢みるラッツオの泣き笑いの顔が切ない。

 ラッツオの着替えを買うジョーは、自身のアイデンティティであったウエスタンシャツやブーツを屑かごに捨てる。フロリダの街並が写るバスの窓の向こう側には、派手なアロハシャツに着替えたラッツオを優しく抱き、涙をこらえたジョーの姿が写っていた。

 1969年度のアカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚色賞を受賞した。
 ラッツオを演じたダスティン・ホフマンは、鮮烈デビューした67年の『卒業』に次いで第2作目になるわけだが、その存在感はとにかく凄い。
 ジョン・ヴォイトとともに主演男優賞にノミネートされたのだが、なんとその年の主演男優賞受賞者はカウボーイの象徴とも云えるジョン・ウェインだった。皮肉な話だ。
 音楽はジョン・バリーで、哀切あるハーモニカのメロディがとても印象的だ。

 物資文明の象徴として写るテレビ番組のワンシーンに『ウルトラマン』が放映されている。大都会を壊す怪獣のシーンが可笑しい。

Dear my friend :2

いつまでも政治の話は野暮
これが 最後

  ★   ★   ★
 
民主党を立て直すにはアノ人しかいない
と書いたことで
友人からアノ人とはO氏のことか
と問われた

賛否両論あるO氏は嫌いじゃないが
今さら どうなんだろう

民主党も労組との関係をなんとかしないことには
何もできないように思うのだ

そこで
本当の意味での郵政完全民営化案や
特殊法人改革案を提出しているK氏
この人を応援したい

しかし この人
意欲はあるのだが 推薦人があまりいない
……………
漢字一文字の人じゃないよ

Dear my friend

4年前の9月11日にニューヨークの街が一変したように
3日前の9月11日は日本列島が一変してしまった

踊らされた“新・無党派層”を愚かとは云わないまでも
何か変わるかもしれないと投じられた一票と
なにも変わらないよと棄権した一票が
なんら変わらないと思える
この苛立たしさ

政権交代でしか日本は変わらないと思う

ふがいなかった民主党の再建は
もうアノ人しかいないと
本気で思っている

一週間のお買い上げ

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 brown diaryという写真集を3册買った。
 かなり前から出ていたベアの本です。
 何でもかんでも可愛いと連発するのが女子供だ、なんて云うと叱られますが、男だって癒されます(苦笑)。
 まぁ趣味もあるので、一概にこの手のモノで癒されるぼくなんぞは変わり者かもしれませんが……。
 それでも、ベアを蒐集している人なら、一度は自分のベアでこんなことをやってみたいと思うような写真集です。こころの休息になります。 まあ一度、ご覧あれ。


 さて、この一週間ほかに購入したものといえば……


[CD]
◆テン・イヤーズ・アフター/ROADWORKS (2004 Live盤)
◆ザ・ローリング・ストーンズ/ア・ビガー・バン(US盤)
◆ブルース・スプリングスティーン/紙ジャケ第三期5タイトル

[DVD]
◆ライトニング・イン・ア・ボトル
◆優しい時間 BOX-set

[書籍]
◆半村良/晴れた空(上・下)
◆ジェフリー・ディーヴァー/獣たちの庭園


 散財しております。
 ローリング・ストーンズは国内盤も買っているし、先週は紙ジャケの8CD/BOX-setも購入しているし。
 ブルース・スプリングスティーンだってこれまでのCDは持っているのに、紙ジャケシリーズとなると購入してしまう困り者です……(苦笑)。

 「テン・イヤーズ・アフター/ROADWORKS (2004 Live盤)」は、メイン・ヴォーカルでギタリストのアルヴィン・リーがいないのに、テン・イヤーズ・アフターと名乗っていていいのか、とツッコミを入れたいが、懐かしいナンバーをそれなりに再現しているのが微笑ましい。それにギターもアルヴィン並みに早弾きだし、決して悪くはないな。

 「優しい時間 BOX-set」は、やっと購入というところ。倉本聰脚本のドラマはやはり手元に置いておきたい。

 半村良と云えば伝奇小説か人情もの。はたまた「戦国自衛隊」だろうか。久々の購入。20代の時に読んだ「雨やどり」(直木賞受賞作)を、この歳でもう一度読み直そうかと思い、文庫を買いに行ったところでこの「晴れた空」を見つけた。感涙の大河小説という惹句に嵌まったか。

ライトニング・イン・ア・ボトル再び

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 LIGHTNING IN A BOTTLEがDVD発売された。
 本編についてはレヴュー済みなので、今回はDVDだからこそ見られる映像特典について記しておく。

 Stop Messin' Around/スティーヴン・タイラー&ジョー・ペリー
 ブリティッシュ・ブルース・ロックの雄フリートウッド・マックのピーター・グリーンの曲で、エアロスミスのステージではジョー・ペリーが頻繁に演奏している。
 こうして黒人ブルース・マンたちの舞台上で、ペリーのギター・プレイやスティーヴンのブルース・ハープを聴いていると、いかに白人のロック・アーティストたちにブルース・スピリチアルが染み込んでいるのかが分かる。伊達にブルース・カヴァー・アルバム『Honkin' on Bobo』を出したわけではない。


 The Sky is Crying/グレッグ・オールマン&ウォーレン・ヘインズ
 本編でカットされていたことを残念に思っていたが、こうしてボーナス映像としてフルヴァージョンで聴くことが出来るのがDVDの良さ。
 このエルモア・ジェームズのスロー・ブルースの名曲は、エリック・クラプトンやスティーヴィ・レイ・ヴォーン、ゲイリー・ムーアなどロック系が好んで取り上げているが、他アーティストとは違った取り組み方がいかにもグレッグとウォーレンのコンビだ。
 野太いグレッグのヴォーカルと、故デュアン・オールマンを彷彿とさせるウォーレンのボトルネック・ギターは絶品。
 2004年からはオールマンズのステージ・レパートリーにもなっている。

 First Time I Met The Blues/バディ・ガイ
 これもサウンド・トラック盤には収録されていたのに本編ではカットされていた曲。
 アグレッシブルさでは誰にも引けをとらないバディの名演。突き刺さるように鋭角的で攻撃的なギタープレイは、まさに“熱いブルース”だ。

 Revelation/クリス・トーマス・キング
 この若いブルースマンについてはよく知らないのだが、映画『RAY』に出演をしていたらしい。
 「21世紀のブルースを」と、ヒップ・ホップやサンプリングなどを導入したブルースなのだが、歌やギター・プレイはカッコいいです。

 Minnesota Blues/モス・デフ
 ラッパーだそうで、よく知らないです。

The ROLLING STONES / A Bigger Bang

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 ストーンズ、 8年ぶりのスタジオ・レコーディング・アルバムは日本盤が先行発売されたのだが、悪名高いCCCD(セキュアCD)なのでUS盤を注文している。しかし、US盤発売までの一週間が待てなかった。訳詞を読みたいと自分に言い訳しながら、ここ毎日CCCDをプレイヤーにかけている。

 で、これが参った。いやぁ参りました。
 結成42年。御とし還暦を過ぎた男たちは、何も変わってはいなかった。使い古された言葉が恥ずかしいが、ストーンズのロックンロールは不変だ。

 グルーヴ感豊かにうねるサウンドと、カッティング弾けるギター音。ブルースハープから伝わるものは、年輪を重ねた渋い音ではなく、ただただディープでシンプル。
 R&Bあり、ファンクあり、ソウルバラードあり、ブルースあり、レゲエありのロックンロールは、デビューから一貫したスタイルを老練に噛み砕いて吐き出している。
 実に気持ちいい。すでに、もう何十回と聴きまくっている感想としては、ぼくにとっては80年代以降最高のアルバムだと云える。

 いくつかのお気に入りの曲は……

Rough Justice
いまのストーンズを一番物語っている。スライドギターに被さるミックの声の、なんとエキサイティングなことか。

Let Me Down Slow/スローで行こう
軽快なリズムに乗りながら、メロディックなリフを口づさめる心地良さ。親しみやすいフレーズが何ともいい。

Rain Fall Down
とてもファンキーなナンバー。21世紀のBlack & Blueと云ったところか。

Streets Of Love
失恋ラヴソングはミックのお手のもの。
ソロアルバムかと聞き違えるほどしっとりと歌われる。

Back Of My Hand
マディ・ウォーターズを思わせるほどゴキゲンなブルースは、ミックのスライドギターとハープが印象的。ブルージーなミックは最高に素晴らしい。92年にスタジオ・セッションでブルースの数々をレコーディングしているが、それらを彷彿とさせるほどのBlues with a feeling。ツアーリストにも入っているので、ぜひ日本でも生で聴きたい一曲だ。

Laugh,I Nearly Died/孤独な旅人
ミックのセクシーなところはこのソウルフルな歌い方。誰も真似ができない。一番好きだな。

Look What The Cat Dragged In/猫とお前と
ビート感とハードさで叩き付けるロックナンバー。アルバム中ベストナンバー。

Infamy
2曲あるキース・ナンバーの中で、これは今までとは違う趣がある。
ブレイクといい、キースの歌に絡むミックのハープといい、見事に素晴らしい。

 ところで日本盤では、'83年のUNDERCOVERの「Tie You Up(恋の痛手)」以来の日本語タイトルがつけられた曲がいくつかある。評判がどうなのかはわからないけど、名曲として「夜をぶっとばせ!」「一人ぼっちの世界」「無情の世界」など巧い日本語タイトルがあったんだから、これはこれで懐かしい感じがするな。