TEA FOR ONE

まぁお茶でも飲みながら気ままに、好きなことを、すこ~しネタバレしながら、のんびりと………。

「ヒート」*マイケル・マン

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。

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HEAT
監督:マイケル・マン
脚本:マイケル・マン
音楽:エリオット・ゴールデンサール
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、ジョン・ヴォイト、トム・サイズモア、ナタリー・ポートマン

☆☆☆☆☆ 1995年/アメリカ/171分

 初見1996年6月。
 男気ある作品を得意とするマイケル・マン監督のハードボイルドなクライム・アクション映画で、当時の謳い文句が〝ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの初共演!〟だった。
 ただし、ふたりがワンカットに納まるシーンはなく、現場での共演が本当にあったのかどうか……。
 ま、そんなことはどうでもよくて、沈着冷静な犯罪プロフェッショナルのデ・ニーロと偏執狂的執念の刑事パチーノ、ふたりの圧倒的な演技を堪能できるのは確かなこと。
 2時間50分の長尺作品だが、ふたりのほかにも脇を固める豪華な俳優陣や、スリリングな銃撃戦など見どころは満載だ。

 さてこの作品、製作20周年を記念してブルーレイが2017年3月3日にリリースされることが決まった。以前からソフト化はされてはいたが、今回はマイケル・マン監督自身がデジタル・リマスターに関与し、このうえない高画質な映像で愉しめるようだ。
 さらに特典は、2016年にロサンジェルスでデ・ニーロやアル・パチーノ、マン監督を招いて行われたパネルディスカッションの模様が収録される。


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「カジノ」*マーティン・スコセッシ

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。


CASINO
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ニコラス・ビレッジ、マーティン・スコセッシ
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:ロビー・ロバートソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシ、ジェームズ・ウッズ、

☆☆☆☆ 1995年/アメリカ/178分

 初見1996年4月。
 1970年代から80年代にかけて、マフィアに支配されていた頃のラスベガスが描かれる。

 天才ギャンブラーでカジノを仕切っていたギャング(ロバート・デ・ニーロ)とその妻(シャロン・ストーン)、幼馴染みの用心棒(ジョー・ペシ)の3人を中心に(3人とも実在の人物)した愛憎劇で、当時のカジノ世界の裏側も赤裸々に暴かれている。
 3時間を超える長尺ながら見応え十分な作品である。
 
 デ・ニーロの成り切りぶりは言うに及ばず、朋友ジョー・ペシの極悪ぶりもさすがの演技。
 あばずれ感たっぷりのシャロン・ストーンは、その美貌だけでなく高い演技力でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得している。

「レオン」*リュック・ベッソン

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。


LEON
監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン
撮影:ディエリー・アルポガスト
音楽:エリック・セラ
出演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン

☆☆☆☆☆ 1994年/フランス・アメリカ/110分(オリジナル劇場版)

 初見1995年4月。
 言わずもがな、何度も何度も観たくなる魅力に溢れた映画……。
 リュック・ベッソンにとってもジャン・レノにとっても最高傑作はこれでしょ。
 そしてナタリー・ポートマンにとっても、「ブラック・スワン」(2010)で評価されるまで長い女優人生となったのも、いかにこの作品の存在が大きかったのかと……。
 
 さて、リュック・ベッソンが「ニキータ」(’90)をアメリカ映画的アクション・ムーヴィーに仕立て、ハリウッドデビューした本作。公開当時の上映時間は110分だったが、DVD化に伴いベッソン監督が本当に描きたかった「レオン」を完成させるために、自らの編集により22分長くなった「完全版」を世に送り出した。

 マチルダ「私が欲しいのは、愛か死よ…それだけ」

 マチルダ「もう大人よ。あとは年をとるだけ」
 レオン「俺は年だけはとったが、これから大人に…」

 子供じみた大人の男と、大人びた少女との不思議な関係がよりわかりやすくなり、フランス映画的「愛の物語」の様相を深く感じることができるようになった「完全版」は、ラストシーンの感じ方もオリジナルとはまるで変わってしまい、より感動を覚えるであろう。
 故に、最強の映画なり…。

「ロング・キス・グッドナイト」*レニー・ハーリン

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。


THE LONG KISS GOODNIGHT
監督:レニー・ハーリン
脚本:ジェーン・ブラック
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
音楽:アラン・スルヴェストリ
出演:ジーナ・デイビス、サミュエル・L・ジャクソン

☆☆☆ 1996年/アメリカ/121分

 初見1997年5月。
 すっかり男前でカッコいいジーナ・デイビスがほぼスタント無しで挑んだ作品だったが、当時夫だったレニー・ハーリン監督が脚本にかなり手を加えたらしく、尻つぼみなストーリ展開になってしまっているのが残念。
 レニー・ハーリン監督って大作りな映画しか撮れないひとだし、ジーナもこの作品後に夫に見切りをつけているが、結果ふたりとも沈んでしまったね。


「バード・オン・ワイヤー」*ジョン・バダム

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。


BIRD ON A WIRE
監督:ジョン・バダム
脚本:デビッド・セルツァー、ルイス・ヴェノスタ、エリック・レーナー
撮影:ロバート・ブライムス
音楽:ハンス・ジマー
出演:メル・ギブソン、ゴールディ・ホーン、デビッド・キャラダイン

☆☆☆ 1990年/アメリカ/110分

 初見1990年9月。
 2015年の11月で70歳を迎えたゴールディ・ホーン。
 彼女が出ているかぎりコメディかと思えばメル・ギブソン寄りのサスペンスだったりして、中盤からコメディ・タッチを出すも、ま、映画としてはどっちつかずの中途半端。
 だけど、なにはともかくゴールディ・ホーンの可愛らしさに免じよう。
 当時45歳、なんてキュートなんだ……60歳を過ぎた頃、娘のケイト・ハドソンがその美貌を羨みながら絶賛しているのだから、まさしく美魔女!

「ゲッタウェイ」*ロジャー・ドナルドソン

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。


The GETAWAY
監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:ウォルター・ヒル、エイミー・ジョーンズ
撮影:ピーター・メンジース・ジュニア
音楽:マーク・アイシャム
出演:アレック・ボールドウィン、キム・ベイシンガー、ジェームズ・ウッズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、デヴィッド・モース

☆☆☆★ 1994年/アメリカ/116分

 初見1994年3月。
 ご存知、サム・ペキンンパーが1972年に製作した犯罪者夫婦の逃避行を描いたアクション・ロード・ムーヴィのリメイク。主演のスティーヴ・マックイーンとアリ・マッグローの結婚のきっかけになった作品でも有名だが、この1994年版は既に夫婦だったアレック・ボールドウィンとキム・ベイシンガーが主演している。
 リメイクに賛否両論が出るであろうことは十分承知しての製作であろう、夫婦の絆をアクション・ムーヴィーとして描いていることには一応は成功している。

 何はさておき、キム・ベイシンガーを見ているだけで満足、満足……。

 蛇足として、“夫婦の愛の物語”でありながらスティーヴ・マックイーンとアリ・マッグローの夫婦も、アレック・ボールドウィンとキム・ベイシンガー夫婦も、既に離婚しているのだが……。



「スウィッチ〜素敵な彼女?〜」*ブレイク・エドワーズ

 以下作品は、映画前売券のコレクションとして記録するものです。

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SWITCH
監督:ブレイク・エドワーズ
脚本:ブレイク・エドワーズ 
撮影:ディック・ブッシュ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:エレン・バーキン、ジミー・スミッツ、ロレイン・ブラッコ、ジョベス・ウィリアムズ、トニー・ロバーツ

☆☆☆★ 1991年/アメリカ/103分

 初見1991年10月。
 『ティファニーで朝食を』(’61)や『ピンク・パンサー・シリーズ』(’63~)で知られるブレイク・エドワーズの作品で、女性差別やバイセクシャルといった社会問題を笑いに潜めたシチュエーション・コメディの傑作。

 女性蔑視者で女たらしの主人公が恨みを買って女たちに殺される。
 天国で神らしき存在から、もう一度だけ生きるチャンスを与えようと云われ、翌朝、目が覚めた彼が鏡に見たものは、彼が見下してきた女性の姿。悪魔が「女性として再び生きよ」と下した罰だった。
 “彼女”が“女装”し慣れないハイヒールに四苦八苦したり、言い寄ってくる男たちの本心を“彼”として見抜いたりしては、女性が社会で働くことの様々な障害や不公平を身に沁みて体験することで、かつての自分の行いを思い知る。
 その“彼女”の虜になるのが“彼”の親友だった……。

 “男”を演じる男前な女優エレン・バーキンがセクシーだ。